漫画 「テルマエ・ロマエ」の実写版を見てきた 

古代ローマ人も驚いた、東京銭湯の魅力 !?



 毎月、組合の新宿本部の集まりへ行くと必ず配布資料の封筒中に「1010」が一冊入っている。“1010”と言っても何のことか分からない人が多いだろう。
答えは東京に約750軒ある銭湯の組合が20年前から発行している“銭湯組合の広報誌”のことで、1010誌の読みは、スカイツリーを634(ムサシ)とも表現するのと同じように“セントウ”と思うかも知れないが「いちまるいちまる」が正しい。我が“簡宿”の組合と浴場組合とは都の環衛協会という同じ公益法人に加盟している団体ということで繋がりがある。

古代ローマ人もびっくり「東京銭湯」

 今回の広報誌は、20周年記念の特別コラボ企画で、劇場映画「テルマエ・ロマエ」のロケ地である北区の「稲荷湯」を訪ね、映画の話題とともに東京・下町の伝統的な宮造りの銭湯を紹介していた。
 大きなお風呂と温水浴施設大好きが高じ、三度もフロリダまで家族を連れウォーターパーク三昧するほどだから、設備の注文が多過ぎ、両店の浴室を有名な温水浴専門業者に造らせるしかないほどのお風呂マニア。だから東京の銭湯が舞台で、なぜか古代ローマ人が出てくるテルマエ・ロマエという妙な映画に興味を持った。

 テルマエ・ロマエ(THERMAE ROMAE)とは、ラテン語で「ローマの浴場」という意味だそうで、まだ完結していない「ヤマザキマリ」という人の人気漫画の劇場用実写版映画ということが分かった。

                 「1010」創刊20周年特別コラボ企画の記事 ↓
1010創刊20周年企画記事

 原作の漫画のことを1010の記事やネットで調べてみると面白い話が次から次と出てきた。まずは、原作者がアラフォーの日本人女性で、ローマオタクの夫と小さな息子さんとでポルトガルに家族一緒に住んでいるということ。
 さらに、古代ローマ人と東京銭湯という今回の意表つくストーリーは、彼女がイタリア人の旦那から毎日聞かされる古代ローマのうんちくと、長いヨーロッパ生活の浴槽のない暮らしからか風呂への強い願望が育ち、自然に生まれた漫画のアイディアだったらしい。彼女に言わせると「古代ローマには大きな公衆浴場があったのに現代の欧州は銭湯すらない」と。今住んでいるリスボンの家には浴槽もないので、彼女は毎日、幼児用の浴槽に体を『ん』の字にして浸かっているとインタビューで明かしている。「すべての風呂はローマに通じず」と言はんばかりだ…。
 そういえば、山谷に泊まりに来る欧州系の旅人の多くが、大きな浴槽がある共同浴場に憧れを抱いて来日するにも係わらず、ヌード浴に慣れていないこと、その利用システムが分からなかったりで、結局大きな浴室を試さないで帰国してしまう。それは現代の欧州には銭湯がないことが関係しているのだと原作者の言葉から容易に想像出来た。

↓ レトロな東京銭湯のロケ地、北区滝野川にある「稲荷湯」で店主と記念撮影
ロケ地「稲荷湯」訪問

 作品のストーリは、古代ローマ人の浴場設計技師が「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ張りにタイムスリップして、“平たい顔族”が織り成す日本の温浴文化にカルチャーショックを覚え、古代ローマの浴場造りのヒントにするという、古代ローマ人&現代日本の風呂文化をテーマとしたコメディ作品だ。
 主要なローマ人の登場人物には阿部寛始め顔の濃い~ソース顔の代表みたいな日本人俳優を揃えて演じさせ、脇役には少し本当にボケの入っている(?)かのようなご老人とアクの強いエキストラで固めたのも面白かった。日本各地の銭湯や温泉地でのロケに加え、イタリア・チネチッタでのオープンセットで1,000人の現地俳優のエキストラによる2週間に及ぶ撮影も行われたのは円高ユーロ安の平成の時代だからこそか。
 キャッチコピーは「ひとっ風呂、タイムスリップしませんか」や「時空を超えた入浴スペクタクル」だとか。東京銭湯が誇る通俗の象徴“富士山のペンキ絵”のアイディアはローマ風呂へ“ベスビアス火山”として拝借。もし、パート2を撮るならば、箱根小涌園ユネッサンかシャトレーゼ・ガトーキングダム・サッポロ辺りか、またはどこかの最新のスーパー銭湯などにタイムスリップして欲しいが…!?
 
 劇場実写版の映画の方は、イタリアで4月21日にウディネ・ファーイースト映画祭でワールドプレミア上映され、1,200名収容のメーン会場には観客が入りきらず、急遽再上映が行われるほどの大盛況だったそうで、ネット投票による「マイムービーズ賞」も受賞、イタリア全土での配給も決定したらしい。

  舞台物に関しては世にも厳しい観衆で有名なイタリア人が爆笑の嵐だった
↓ ウディネ・ファーイースト映画祭のワールドプレミア上映会場の客席で

ワールド・プレミヤの画像

 古代ローマ人になり切った日本人俳優の熱演が、イタリア人にもバカ受けの大爆笑で「ブラヴィ!ブラヴィ!」の連呼が起こり、加えて「温水洗浄便座やシャンプーハットなど、欧州には浸透していない日本ならではの文明の利器が登場するたびに、観客は阿部が演じたルシウスのように好奇の目でスクリーンを見詰めた」と伝えている。上映後にイタリア人が「お風呂に入ってみたくなった」とインタビューに答えていたと聞いて、山谷の銭湯「梅の湯」に面白い風呂があると“電気風呂”に誘い、感電してビックリした外国人の顔を見るのが楽しみの僕としたらとても嬉しかった。
 映画の完成報告会見は、山谷の銭湯と同名、同じ台東区の蔵前にもある「梅の湯」の脱衣場で開催され、阿部寛、上戸彩ら主要メンバーが揃って集まったそうだ。日本では現在好評上映中で、上映館では先着100万名限定入場者プレゼントとしてヤマザキマリ描き下ろしの「テルマエ・ロマエ」特別編が配られているらしい。

 そういえば、先月、北部マップ英語改訂版のブログで紹介もした「田中憲治」さんが無料で配布している山谷を中心とした「グルメマップ」の続編、「千住情報マップ」の中にある北千住駅紹介の箇所に、

暗号ヲ解読セヨ!・―・―・
1010 > 0101 > 1010 > 1010!
という暗号があったのを思い出した。銭湯好きの田中さんならではのユーモアの回答は、このページのどこかに忍ばせておいたので、暇があったら探してみてください。

【 銭湯関連ページ 】

◎ 「東京・下町の“銭湯情報”山谷から浅草、上野へ」は⇒こちら

◎ 「最新銭湯情報」 改築編は⇒こちら

◎ 「最新銭湯情報」 近況編は⇒こちら

◎ 「最新銭湯情報」 番外編は⇒こちら

◎ 「都内温泉第一号 認定の湯」は⇒こちら

◎ 「浅草観音温泉へ行ってきた (^_^;)」 は⇒こちら



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古代ローマ人も驚いた、東京銭湯の魅力 !? 毎月、組合新宿本部の集まりへ行くと必ず配布資料の封筒中に「1010」が一冊入っている。“1010”と言っても何のことか分からない人が多いだろう。それは東京に約750軒ある銭湯の組合が20年前から発行している“銭?...

  • [2012/05/24 10:30]
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