浅草「三社祭」の歩き方 

 ~初めての人たちのための~
“日本三大祭” 三社祭の歩き方


 東京・下町、浅草の一大イベント「三社祭」。スカイツリー開業以来ツリー効果のせいか、浅草周辺に外国人観光客が激増しているので今年の三社祭はかなりの盛り上がりになることが予想されます。今回のページは、ムダのない三社祭の楽しみ方を紹介します。 三社が初めてという人たちの参考になれば幸いです。

三社祭のスナップ ①

 三社祭は、権現思想の名残を残すお祭りで、仏事と神事が同時に行われる全国でも大変に珍しい行事で、毎年5月の18日に近い第三週目の(金)(土)(日)の三日間に開催されています。神仏分離令発令以前の大昔から、浅草に根付く風習、文化、伝統が祭りで再現されるので、お寺(浅草寺 =せんそうじ)と神社(浅草神社 =あさくさじんじゃ)の両方お参りしましょう。

  浅草寺の本尊、観音像出現の3月18日は浅草寺の誕生日。既にこの日から祭りは始って神輿堂上げへと続き1トン以上もある三基の本社神輿の宮出・宮入で最終日に祭りのクライマックスを迎える

↓ 浅草神社の脇にある三基の本社神輿庫は、三社祭の期間だけ公開される

浅草神社の三基の本社神輿


● 5月第三週(金)「名物大行列」 ⇒ 1pm~
【順路】 東京浅草組合前 ⇒ 柳通り⇒ 千束通り ⇒ ひさご通り ⇒ 六区ブロードウェイ
⇒ 雷 門 ⇒ 仲見世 ⇒ 浅草神社

↓ 三社祭 名物大行列の白鷺の舞
三社祭 名物大行列
(※)大通りを行列するパレードとは違い、商店街など狭い道を通り、行列のルートの範囲が比較的長いので見物しやすい。


● 5月第三週(土)「各町内神輿連合渡御」 ⇒ 12pm~
【順路】 浅草寺境内裏手 ⇒ 浅草神社 ⇒ 浅草寺前 ⇒ 各町内への渡御
(※)子供神輿と大人神輿に続いてお囃子屋台。大小100基の氏子各町神輿が浅草寺本堂の裏手に勢揃いする光景は迫力満点。浅草神社の社殿前で御祓いを受けた神輿は、正面の鳥居を抜け、今度は浅草寺本堂前で神輿を差し上げてから各町内方角へ渡御が分かれる。宝蔵門から雷門への仲見世を連なって神輿が通過するルートは一番の人気なので、遅くても当日は11:30amまでに場所を確保したい。運良く本堂へ上がれれば、本堂の上からは最高のカメラアングルになるだろう。折りたたみのコンパクトな脚立があるれば思いがけない画像も期待出来そうだ。

  5月第三週の(土)に東部12ヶ町、西部16ヶ町、南部16ヶ町合計44ヶ町
↓ の大小神輿約100基が浅草寺本堂裏手に勢揃いして浅草神社へ
三社祭のスナップ ②

↓ 手締めの後一基ごとに浅草神社前で御祓いを受け浅草寺の本堂前へ向う

三社祭のスナップ ③

  町内神輿連合渡御は(土)の正午スタートの約100基の町内神輿渡御から祭り
↓ は浅草寺境内周辺から、北部浅草の山谷までの氏子各町内は江戸の雰囲気に
三社祭のスナップ ④

↓ 浅草寺の周辺は、三社祭時は、お江戸の雰囲気漂う昔にタイムスリップする三社祭のスナップ ⑤

↓ 人混みを押し分け、浅草寺本堂へ上がれれば、最高のカメラアングルが…
三社祭のスナップ ⑥


● 5月第三週(日)
「本社大神輿」宮出し ⇒ 6am~
【順路】 浅草寺境内裏手 ~ 浅草神社 ~ 各町渡御
 ⇒ 8pm頃「本社大神輿」宮入り
【順路】 各町渡御 ~ 浅草寺 ~ 浅草神社        
(※)祭り最後のメインイベントといえる、早朝6時からの本社三基の大神輿の宮出しは、担ぎ手が目立つ位置を取ろうと殺気立ってスゴイ迫力だ。浅草警察外の規制もあり、各町会の半天や目印がないと中心部には入れない。狭い仲見世の通りを大神輿が通る時には、担ぎ手の体から出る熱気が商店街にこもり、神輿を霞のように蒸気が囲むという場面が見れることも。祭りの終演は宮入りだが、例年、祭りを終わらせまいとする逆方向の力が掛かり、神輿が何時に神社に戻れるか誰も分からない。

↓ 三基の本社神輿が街を練り歩けば、どこも黒山のような人集まりが…
本社の大神輿(一之宮)

三社祭のスナップ ⑦
↑ 三社祭の期間中は、“東京・下町の粋”を美徳とする目立ちたがり屋の沢山の
  下町っ子に出会えるから、下町の祭りの風俗、習慣にも目を向けて欲しい ↓

三社祭のスナップ ⑧

三社祭のスナップ ⑨

 三社祭の起源は、浅草寺の誕生日ともいえる西暦628年(推古天皇36年)3月18日、宮戸川(現在の隅田川)から浅草寺の本尊、黄金の“観世音菩薩”が兄弟の投げた投網から引き上げられたという伝承から、700年前から始まった「舟祭」(ふなまつり)がそのルーツだ。
三社権現の神紋
 民間信仰では都内最古の寺という浅草寺の隣にあるのが浅草神社で、労働階級の人が神様だという三網の神紋は、檜前兄弟と尊い像だと説いた土師氏の三人の家紋でもあり、三社権現の神様が乗る本社の大神輿三基は、その三人の神様の象徴でもある。

 ということで、川から(水から)上がった仏像が起源なので「三社様は雨がよく降る祭だ」と言われる。実際、三社祭の期間中は、例年雨がとても多い。

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まとめtyaiました【浅草「三社祭」の歩き方】

 ~初めての人たちのための~“日本三大祭” 三社祭の歩き方  「三社祭」は、昭和30~40年代ごろまでは地元の祭りといった感じで、観光客が地方から見物に来たり、他の街から担ぎに来るような風じゃなかったと思う。山谷辺りでは、本社の大神輿が、一杯入った元気の...

  • [2012/05/18 21:16]
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