創業明治38年の老舗!桜なべ中江 (東京の郷土料理) 

創業明治38年の老舗、「土手の中江」さんで
桜なべのコースを戴いてきました!


 桜なべの中江さんは、『ほていや』から、浅草方向へひとつ目の角にある“たばこ屋”を右折約300m、緩やかな坂を上がりきったところの土手通り沿いにある。
 山谷で土手と言えば、江戸を水害から守るため、徳川家康が全国の諸大名に作らせたという堤防のことで、お江戸の昔に吉原が日本橋から山谷に引っ越してきてからは新吉原へ通う粋客たちの通い道、土手八丁(吉原土手)となった場所だ。現在の『ほていや』の住居表示“日本堤”はその謂れから名付けられた。

土手の中江

桜鍋 『中江』
 明治38年(1905年)日露戦争終結の年に創業、その歴史と伝統ある老舗中の老舗。実に超百年も営業、吉原は“土手の中江”と常連さんの間で別名"ケトバシ"と呼ばれ親しまれたきた馬肉料理の専門店。
 現在の建物は大正12年の関東大震災で焼失した翌年に再建、昭和20年の東京大空襲では奇跡的に焼け残ったことから築88年も現役で活躍している。宮大工に造らせたという見事なまでの大正建築の建物内外には、日本建築の匠の技があちこちに隠れている。「歴史的景観に寄与」ということから、お隣の江戸前天丼「土手の伊勢屋」と共に国の有形文化財に指定されていて、日本家屋の博物館と言ってもおかしくない。
 
 中江さんの建物は、昔は山谷堀という掘割の中洲状の島のような場所に建っていて、区画整理で山谷堀が埋められるまでは店内へは橋を渡らないと入れなかった。数えきれない食通が山谷堀に架けられた橋を渡り、馬力をつけようと桜なべを求めた古い歴史がここにあった。

橋があった区画整理前の中江

 店内に飾られている書物やサインなどを見ただけでも数え切れない著名人が訪れていることが分かる。小説家の武者小路実篤氏直筆の詩、落語家の三代目古今亭金馬の馬の絵や作曲家の團伊玖磨氏のサインなど等…。第11代市川團十郎が昭和37年3月10日に歌舞伎関係者と来店、その宴席で書いたサインは額縁に入れられ誇らしげに帳場の上に飾られている。お店の人気メニュー、馬肉ロースのたたきを胡麻油で味付けしたタルタルステーキ(和風ユッケ)は、常連だった岡本太郎画伯のパリ遊学時のヒントから三代目店主が考案、メニューに加わったそうだ。

「桜肉鍋」の看板を掲げる中江の入口

 「桜肉」とは「馬肉」の別名だが、四代目の白志さんによると、馬肉のことをなぜ桜肉と呼ぶようになったかは幕末の勤皇の志士、坂本竜馬が詠んだ歌「咲いた桜になぜ駒つなぐ、駒が勇めば桜が散る」が最有力だという。
 また、「桜なべ」は数少ない東京・下町の郷土料理で、浅草吉原の周辺では最盛期に20軒以上もあった桜なべのお店の中でたった一軒だけ残っているのがこの中江さんだ。吉原へ通う粋客の行き帰り客で賑わった吉原遊郭華やかしき時代には、何と24時間営業だったとか。

 馬は体温が低いことから生食にも向いているそうで、一般的に国内では、馬肉は刺身(馬刺し)として食べられることが多く、九州地方、東北地方や長野県で好まれているそうだ。桜肉を「牛鍋」のすき焼き風に割下で煮て食べる調理法「桜鍋」は、明治時代の浅草吉原が発祥で、牛肉と違って肉質があっさり淡白な馬肉は、コクがないので初代中江店主が割下に味噌だれを入れて煮ることを考案、以後100年を超える年月の間も変わらぬ味覚を守り続けている。

◆ 桜なべのコース ◆
↓ まずは、馬刺しから ~
桜なべのコース=馬刺し

↓ 和風ユッケ「タルタルステーキ」 常連だった岡本太郎画伯が考案したとか…桜なべのコース=タルタルステーキ

↓ これは珍しい馬刺しの握り寿司
桜なべのコース=馬刺しの握り寿司

 中江さんでは使う食材にもこだわりがあるらしく、馬肉は北海道で生まれた“純国産馬”を九州の久留米にある提携先の食肉専用牧場で特別に普通よりも長く飼育してもらい、新鮮なまま山谷に空輸している。
 味噌だれは、昔から中野で明治18年に創業の老舗店から仕入れる「江戸甘味噌」をベースに、そこに八丁味噌などをブレンドしたものを桜なべのコクを出すため使用している。また、ご飯は秋田は大潟産直送の「あきたこまち」に味噌汁は「赤だし」。馬肉本来の味を損なわないようにと、料理にはにんにくは使わず生姜だけで食べてもらう工夫をしているという。

↓ そして、メインの桜鍋へと続く …
桜なべのコース=桜鍋

 最後のお楽しみ(^.^) かつて吉原遊郭へ通った食通たちに「桜なべはあとご飯のためのダシだ」と言わしめた味覚も最後の最後に楽しめる。もしかしたら、これがメイン・デッシュだったりして !?

↓ 鍋に残った旨味汁に溶き玉子を入れ、玉子丼のように食べる「あとご飯」は格別だダシの効いた桜鍋に溶き玉子を

最後のお楽しみはあとご飯

↓ 口直しのデザートは、桜味の雷おこしなどがトッピングされた和風スウィーツ!桜なべのコース=和風デザート

かなりのボリュームでした(*^□^*)
ぜひ、『ほていや』にお泊りの際は、東京の郷土料理ということで「桜なべ」を試してみてはいかがでしょうか !?

(注) 桜肉料理が初心者の方には、土・日・祝日だけのお得なランチメニューがお薦めです。
11:30~13:00までの30食限定メニューです。


詳しくはこちらをどうぞ 桜なべ中江ホームページ
桜鍋『中江』記念ビデオ「百年物語」その一その二もご覧ください。
若女将による正しいあとご飯の作り方も動画で見れます。


↓ 下町伝統の味!ほていや周辺「山谷」食べ歩き!おすすめのお店紹介
http://hoteiya.blog47.fc2.com/blog-entry-10.html
↓ ~ 江戸料理の発信地 東京・山谷 ~
http://hoteiya.blog47.fc2.com/blog-entry-173.html


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● 台東区循環バス「めぐりん」北めぐりんの東浅草二丁目より徒歩2分


南千住駅から『ほていや』までの道順(地図)は⇒こちら
台東区循環100円バス!めぐりん情報は⇒こちら
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コメント

このブログに掲載されております、中江さんの外観写真が無断で転載されておりましたので、念のためご報告致します。

https://twitter.com/charlemagne1024/status/674878564664119297

以上、よろしくお願いいたします。

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まとめtyaiました【桜なべ中江(東京の郷土料理)】

創業明治38年の老舗、「土手の中江」さんへ行って、桜鍋のコースを頂いてきました。桜なべ中江さんは「ほていや」から、歩いて7~8分のところにあります。「桜肉」とは「馬肉」の別名です。一般的には刺身(馬刺し)として食べられることが多く、九州地方、東北地方や...

  • [2012/05/09 16:52]
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