「デパ地下」 と 「駅ナカ」 

 ▽ 外国人旅行者に伝えたい日本文化 ▽



 『ほていや』のフロントに座っていると、日本に初めて観光に来た外国人旅行者から観光スポットへの行き方からその営業時間までを聞かれることが多い。本格的なホテルならば、チェックイン・カウンターの近くに、宿泊客の世話を焼く専門のコンシェルジュがいるが、山谷の安宿では受付のオーナーやスタッフが本来の仕事の合間、時間を作って対応するのが当たり前。時には特定の客に質問攻めに合い、フロントの前にへばりつかれて本来の仕事がストップしてしまう事態も…。
 そんな経験から、安上がりな旅を目指す山谷の旅行者に日本人でも気が付かない知らぜざる裏の観光スポットを考えてみた。

【 デパ地下 】
 日本の大きなデパートの地下には、必ずと言っていいほど食料品売り場があるが、百貨店の地下食料品売り場のことを誰が名付けたか“デパ地下”と略して呼んでいる。ほとんどの日本人は気が付いていないようだが、デパ地下は世界に誇れる日本文化ではないだろうか?
 『ほていや』の目の前のバス停から都バス“上46系統”に乗り、終点の上野広小路で下りれば目の前が上野の「松坂屋デパート」だ。上野寛永寺の門前町の南、上野松坂屋呉服店として江戸時代から続くこの老舗店。新撰組副隊長「土方歳三」もアルバイトしていたという由緒正しい百貨店だ。東京メトロ銀座線「上野広小路駅」地下改札とデパ地下が連結しているからとても便利。

↓ 上野松坂屋の地下1階 デパ地下は日本の食文化の博物館やー !! 上野のデパ地下

デパ地下の天ぷら
↑ 食料品といってもネギやじゃが芋などの素材から調理済の食材は、和食・洋食
  はもちろん中華料理からイタリアンまでも。外国人から見たら無いものは無いと
  思うほどバラエティーに富んでいるのだろう    サラダの食材コーナー ↓
デパ地下のサラダ

↓ 女性の店員さんが手際よくオードブルを盛っていたデパ地下の惣菜

 デパ地下といえば「試食コーナー」 広い店内を一周して試食すればお腹が満腹になる
↓ かも知れないが、試食品をアクリルでカバーするあたりは日本的と感じるのでは?
デパ地下の試食コーナー
デパ地下の試食

↓ 全国的に有名なお店へ行かないくても、老舗店の品が手軽に手に入るデパ地下の老舗店

↓ 見学に疲れても有名ケーキ店の「カフェコーナー」もあったりと…デパ地下のカフェ

 ちなみに、日本最大級のデパ地下は、“池袋駅西武池袋本店”だそうだ。利用者の多くが地下から来店し年間利用者数も約7,000万人。東京ドームの1.5倍という巨大地下空間に出店数が230店舗も。従業員数だけでも2,500名もいて取り扱う商品は一万種類以上だとという。

【 駅 ナ カ 】
 JR上野駅の改札で130円払って「入場券」を買い、自動改札を通せば電車に乗る目的じゃなくても「駅ナカ」をエンジョイ出来る。外国人に伝えたいもうひとつの文化がこの駅ナカだ。
 「スイカ」や「パスモ」のプリペイドカードをそのまま使って入場することも可能だが、場外へ戻る時に改札脇の駅員さんにカードを渡して“退場処理”をしてもらう手間が掛かる。また、入場券は乗車券とは違い、JR東日本の場合「発売時刻から2時間」の時間制限がある。“駅ナカ”の居心地の良いスタンディングバーや居酒屋でつい飲み過ぎたら時間を越しそうだ。

 駅ナカは、実はJR東日本の若手社員が名付けて広まった呼び名らしい。上野駅の駅ナカは、今年の3月24日に「ecute Ueno」という名称も新たにリニューアルオープンしてまだ一年も経っていない。ピカピカの東京の新しい空間は、ちよっとしたショピングモールのようで、中にいると駅ということを忘れそうだ。

  駅ナカ“ecute Ueno”の総合案内所「コンシェルジュ」 制服を着た案内嬢が
↓ 駅ナカの案内はもちろん、上野周辺の地域情報や運行案内までしてくれる
駅ナカ「コンシェルジュ」

  今年再来日を果たしたパンダのつがいは、4月1日から上野動物園で公開されてから 
↓ 上野の駅ナカのディスプレイはジャイヤントパンダ歓迎一色となった
駅ナカのパンダグッズ(上)
駅ナカのパンダグッズ(下)

駅ナカのパンダの縫い包み

  ひとつ前のブログでも紹介した、東北・常磐線と上越線方面の名物駅弁を中心
↓ に取り揃えている「駅弁屋」は、東京に居ながら地方の駅弁をいつでも買える
上野駅の駅ナカにある「駅弁屋」

駅ナカ「デリ・フード」モール
↑ 話題の人気店の出店が駅ナカの集客の鍵を握ることから、有名店がモール状
  に連なって、人気フード店の入口には行列が出来る時間帯も ↓
駅ナカ「デリ・フード」コーナー
  
↓ 上野駅は、何と美術館のチケット売り場も駅ナカの中にある
駅ナカ「チケット売り場」

  駅ナカ“ecute Ueno”は、上野公園の入口前に出れる改札「公園改札」口に接
  していて、美術館、博物館、動物園のイベントや文化会館で人気のコンサート
↓ などがある日は改札の出口付近がこんな感じに出口制限があることも
上野駅の公園改札口

 上野駅は他にも“北の玄関口”という別の顔もあったり、東京で有数のラッシュアワーが目撃出来る地域資源といえそうな隠れ観光スポットもある。チープな旅を目指す外国人に教えてあげたらきっと喜ぶのではないだろうか !?

● 「長距離電車ウォッチング」
 ⇒ 上野駅は、東北本線、常磐線、上越線、信越本線などの基地駅だが、3階部には「ひたち号」の改札内改札があったり、駅最深部が新幹線の地下駅となっているので駅ナカの入場券だけで、発車前の人気車両を多数、しかも間近で見ることが出来る。鉄ちゃんの隠れスポットといえる由縁は、青函トンネルへ向かう寝台特急「カシオペア号」、「北斗星号」や「スーパーひたち号」などの人気車両にも出会える。また、駅ナカのコンコースから新幹線専用改札内改札に入場券を再び通し、二基の長いエスカレーターを乗り継いで駅最深部へ下れば、通過する新型東北新幹線の「はやぶさ号」なども見れる。
● 「通勤満員電車ウォッチング」
 ⇒ 悪名高き東京の満員電車。しかしこれも見方を変えれば地域資源になり得るし、外国人の観光スポットにもなるだろう。駅ナカへの入場券の特徴を最大限に生かし、駅ナカのコンコースから山手線の外回りのホームへ下る。平日の8am~9amの間。「上野駅」から「御徒町駅」の瞬間最大乗車率は、何と定員の「250%」だとか。分りやすい換算をすれば、畳一枚分のスペースに大人が18人乗車する計算になるらしい。電車の各扉に乗り切れない通勤客を押すJRの職員のことを“押し屋”と呼ぶんだとか。そんな満員電車のトリビアを外国人に教えたら、忘れられない一生の思い出になること受け合いだ。
● 「山手線一周ツアー」
 ⇒ 山手線といえば「上野を後に池袋、走る電車は内回り…」から始まる四代目柳亭痴楽“綴方狂室”のひとつ「恋の山手線」のフレーズが頭に浮かぶ。山手線は、実は環状運行する前は1919年(大正8年)から始まった「のノ字」運行だったとか。駅ナカ滞在の2時間の時間制限を有効に使って、外国人に「山手線一周ツアー」を薦めてみたらどうだろうか?
 入場券で山手線を一周すること自体はJRサイドで認められることなのかは知らないが、全29駅の一日の乗降客数が約480万人も達する首都東京の大動脈。この山手線一周34.5Kmを巡る約60分のプチツアーはいかが?
 実は、訪日外国人には地下鉄の一日券が安くて人気。だが地下鉄はほぼトンネルの穴の中の走行なので景色が見えない。景色が見えて、しかも僅か130円の入場券だけで山手線一周がOKならば、これは外国人にとってはもの凄い観光資源になるのではないだろうか。外国人旅行者に教えたいもうひとつの隠れ観光スポットが山手線一周だ。

---------------------------------------------------------------------
北部浅草!東京・山谷(南千住エリア)の格安宿泊施設
『ほていや』&『えびすや』はこちら↓

Dorm Hostel EBISUYA (相部屋1泊 1,500円)
団体室(グループルーム)最大10名まで宿泊可↓
最低料金10,000円(5名以上は1人@2,000円、5名未満は10,000円で貸切)
施設案内は⇒こちら

Economy Hotel HOTEIYA (個室1泊 2,700円)
(“約3畳”のシングルの小部屋を2名で利用すれば2名で3,700円)
家族室(ファミリールーム)最大6名まで宿泊可↓
最低料金8,000円(4名以上の場合1人@2,000円、4名未満は8,000円で貸切)

2011年 最新の部屋紹介は⇒こちら
部屋紹介は⇒こちら
施設案内は⇒こちら

エコノミーホテル ほていやの動画は⇒こちら

出張・受験・就活・一人旅に!
女性・外国人も大歓迎!
1泊から長期滞在まで多目的で利用できる格安宿泊施設!

-------------------------
Economy Hotel HOTEIYA
エコノミーホテル ほていや
〒111-0021
東京都台東区日本堤1-23-9
TEL:03-3875-5912

お部屋のご予約は
“SPOCOM.net”
www.spocom.net
にアクセスしてください!
-----------------------

『ほていや』⇒交通アクセス
● 東京メトロ日比谷線「南千住駅」南口より徒歩8分
● JR常磐線、つくばエクスプレス「南千住駅」徒歩9分
● 都バス「清川2丁目」下車すぐ!
● 台東区循環バス「めぐりん」北めぐりんの東浅草二丁目より徒歩2分


南千住駅から『ほていや』までの道順(地図)は⇒こちら
台東区循環100円バス!めぐりん情報は⇒こちら



スポンサーサイト

コメント

こんにちは。上野駅のブログを色々読んでたらコチラのブログに辿り着きました。写真が綺麗でオシャレなブログですね。羨ましいです

例えば、上野から130円の乗車券を購入して内回り(池袋方面行き)で逆方向に一周回って御徒町で降りるのは問題ないはずですが、入場券では規約上乗車そのものが不可ないので、正直どうかと。

コメントの返事です!

萌音さん、 oD さんコメント投稿ありがとうございました。

『ほていや ブログ』を見てくれてありがとうございました。スタッフ三人で記事をUPしているのでよく見ると誰がUPしたのかは分かると思います。

訪日旅行者が入場券で入場して山手線一周するなら許してもらえそうな気がします。いや訪韓旅行者の数を超えようというなら、JRも外国人旅行者を増やすために協力して130円程度の安い料金で山手線一周認めて欲しいです。

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://hoteiya.blog47.fc2.com/tb.php/381-666a9f5b