コミックマーケットと山谷の格安ホテル 

 “コミケ”と山谷の宿の関係 



 2007年(平成19年)8月16日(木)付け「フジサンケイビジネスアイ」紙に、山谷の宿とコミックマーケットの関係がメディアに初めて紹介された。三日間連載の山谷特集は、山谷の宿の今と将来の課題を問題提起していた。
 コミックマーケットは、略して“コミケ”(COMIKE)とも呼ばれ、主催者の公式HPによると1975年(昭和50年)に始まり、すでに「40年以上の歴史を持つ同人誌即売会」だそうだ。正確に言えば、コミックマーケット準備会が主催する「漫画・アニメやゲーム好きが集まる世界最大級のお祭り」だ。いよいよ今月29日(金)から今年最後のコミケ(冬コミ)が開催される。

 毎年、月遅れのお盆(夏コミ)と年末の(冬コミ)のそれぞれ三日間限定で開催されるこの大イベントは、有明にある「東京ビックサイト」の全施設を使って開催され、以前の8月開催の3日間は延べ動員数は55万人以上だっそうで、売り上げ額は毎回百億円規模だという。入場無料だということも多分にあるとは思うが、日本国内の特定エリアで瞬間的に一番人が集まった場所が、ある年の8月16日のこの会場周辺だったとか。この開催期間の前後、山谷エリアの安宿街にはたくさんのコミケ客が泊まることで客室に空きが少なくなる。
 コミケで大金を使う人たちにとって、その分宿泊代を安く上げることと東京ビックサイトまでの交通アクセスが便利なことが必要だが、山谷滞在は宿泊代を節約するには打って付けらしい。

↓ 2007年8月16日(木)「フジサンケイビジネスアイ」紙の朝刊紙面山谷とコミケの関係を伝える紙面

 開催時期が近づくと、毎年山谷エリアの宿泊施設は漫画、アニメオタクらしき人たちの予約が集中し、外国人、特に欧州系のアニメオタクは、コミケの時期に合わせて毎年山谷に泊まりにやって来るようになった。見た目はバックパッカーだが、日本のサブカルチャー好きな外国人の行動は、明らか世界を巡るバックパッカーとは違い、冬コミの時期の場合、毎年クリスマス後に予約が急増する気がする。それはクリスマスを家族や恋人と過ごした後に来日という行動パターンが想像出来る。

↓ 会場周辺の目立つ場所には、ラッピングされた宣伝用のバスが駐車している宣伝用のラッピングバス

 記憶を思い返すと、山谷にコミケ客が泊まり始めたのは多分13年程前位からではないだろうか?コミケ客が『ほていや』に泊まりに来ていることに気が付いたのは随分後で、10人程の若い男性を引き連れて団体室に泊まりに来た女性リーダーがコスプレ姿のまま来ていたことからコミケの存在を知った。後で知ったことだが、コスプレーヤーは、会場にある更衣室(ちぇんじルーム)と呼ぶ特定の場所で着替えるのが決まりらしいから、前出の女性は掟破りのオタクだったようだ。その他、過去のトラブルからか、コスプレには撮る人たちも含め細かい決まり事があり、他にも厳格なコンプライアンスが定められている。

コミケの開場を待つ列(1)
↑ 会場のビックサイトには早朝から入場を待つ行列が出来るが、宿代を節約して
  前日から野宿覚悟で会場に集まる参加者もいるらしい ↓
コミケの開場を待つ列(2)

 マスコミでコミケと山谷が結び付いたのは、実は『ほていや』が情報発信元だったとは両店に泊まるコミケ客が知る由もない。以前は『ほていや』に取材に来る30代から40代位の記者さん達にコミケの話を切り出しても知っている人はゼロに等しかった。稀に知っていた人から、オタクは取材がし難い対象だと聞いたことがある。

  会場近くの駐車場には、通称“痛車”とか“萌車”とか
↓ 呼ばれるデコレーションカーが自慢げに並んでいる
ビックサイトの駐車場に並ぶ「痛車」

  「アニメの宣伝に来た制作会社のコンパニオン嬢がポーズ」を
↓ 個人参加のコスプレイヤーとも出会えるのもコミケらしい風景
アニメの制作会社のコンパニオン

コミケ会場の様子 ③
コミケ会場の様子 ④

「コスプレエリア方面」の掲示物
会場のコスプレイヤーたち ①
会場のコスプレイヤーたち ②

注意事項がある中でも露出度が高いコスプレイヤーにはこんなに多くのカメラが ↓
会場のコスプレイヤーたち ③
会場のコスプレイヤーたち ④&⑤

会場のコスプレイヤーたち ⑥
会場のコスプレイヤーたち ⑦
会場のコスプレイヤーたち ⑧

 何年も前の夏コミの時には、うちのリピーターさんで日本アニメの大ファンであるアメリカ人女性が、アメリカ人の男性ジャーナリストと小さな個室を二人で格安にルームシェアして、コミケや横浜のゲーム制作会社などを毎日精力的に取材していた。その男性は、上野駅へ車で送ってあげた時コミケ会場でコスプレイヤ-の写真をたくさん撮ったと自慢していた。
 同人誌を売る人、買う人、また、コスプレする人や逆にコスプレイヤ-の写真を撮る目的で会場に来る人たち、または最新の漫画、アニメやゲームなどの情報を手に入れるなど等…。コミックマーケットは、単に漫画・アニメオタクたちのお祭りとは言い切れない、様々な楽しみ方が出来るポップカルチャーの大イベントだという気がする。


◆ 詳しくは⇒ コミックマーケットの公式HP
 今年の“冬コミ”は、12月29日(金)・30日(土)・31日(日)の三日間



◎ 年末・年始の予約に付いては ⇒こちらを

(※) なお、毎回コミケの時期は満室状態になるので申込はお早めに…


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