東京・下町、山谷と南千住の治安について 



「山谷地域と治安」

最近、山谷を舞台にしたNHKのドキュメンタリー番組が再放送を含めて二夜連続放送されていました。その後『ほていや』のブログアクセスが急上昇したので放送が原因と思い、アクセス解析から“検索キーワード”をチェックしてみたところ強ち番組が原因ではないようでした。

では、どのようなキーワードを入力して『ほていや』ブログに訪問してくれたのかもう一度確認したところ「東京 山谷 治安」・「南千住 治安」・「山谷 地図」・「山谷 ホテル」などというワードが多くあることを発見しました。

「山谷 治安」や「南千住 治安」というキーワードを検索して当店を知ったのか、逆に『ほていや』と『えびすや』の宿泊に興味がある人が山谷地域の治安が心配で事前にネットで調べたていたのかははっきり分かりません。
ただ、南千住エリアの安い宿泊施設が初めての方で、山谷訪問にためらっていることだけは伺えます。

私がアクセス解析を使う時、よく試みる方法があります。
それは、『ほていや』ブログの訪問者がキーワードを入力してブログにたどり着く元のキーワードから逆に検索してみる方法です。
今回逆検索して一番びっくりしたのが「警視庁長官が殺害されたのって14年前」とか「国松警察庁長官が狙撃されて犯人も捕まらないような所ですから治安が良いとは言えないでしょうね」というような南千住を否定的に捉えている「質問サイト」の回答でした。

国松孝次元長官は退任後駐スイス大使などを務め、現在NPO法人「救急ヘリ病院ネットワーク」の理事長をされてます。「簡単に殺さないで」と言いたいです。
それも国松さんは“警察庁”長官だった方。「警視庁長官が殺された」という間違った不正情報から、「だから南千住(山谷地域)は治安が悪い」というような悪意の構図が見え隠れしています。警察庁長官という日本の警察トップの人が治安の悪い地域に住むでしょうか?深く考えなくとも分かることです。

ネット情報は、検索エンジンの検索上位が正しいという風に誤解しがちですが、間違った匿名情報が上位にくる場面も多いです。真実の山谷を知らない者が不正な情報を流しているのか、または知っているのに悪意の匿名情報を流しているのか、相手の顔が見えない以上想像するしかありません。

山谷の安宿街の玄関口は「南千住駅」で荒川区です。警視庁の「犯罪情報マップ」を見ると最近の正しい刑法犯認知件数が簡単に確認出来ます。平成22年10月末時点で荒川区が東京都総合【第26位】で台東区も【第16位】なので新宿区の【第1位】や世田谷区の【第4位】などと比べても特に治安が悪いとは言えません。むしろ治安は良好と言えるでしょう。寄せ場のおじさん達が元気な時代の負のイメージを匿名のネットワーク情報として意図的に悪く流しているのではないでしょうか?

警視庁「犯罪情報マップ」
↓ ↓ ↓
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/toukei/johomap/johomap.htm

平成22年10月末現在の東京都内の刑法犯認知状況
山谷の最寄駅は南千住。
台東区と荒川区にまたがり泪橋交差点を中心に簡易宿泊所が密集する地域です。
分かりにくいですが、荒川区は黄緑、台東区は黄色です!

↓ ↓ ↓

全刑法犯認知件数凡例(単位:件)
(6326以上)
オレンジ(4532-6325)
黄色(2560-4531)
黄緑(1522-2559)
(845-1521)
濃い緑(1-844)

警視庁 犯罪情報マップ

また、「山谷地域」がどこを指すか地元の者でも知らない人が多い気がします。行政で山谷地域と定義しているエリアは意外と広く、台東区側で、清川1、2丁目、日本堤1、2丁目、東浅草2丁目、橋場2丁目、荒川区側で、南千住1、2、3、5、7丁目の広大なエリアです。

山谷・泪橋交差点とスカイツリー
↑ 東京・山谷の安宿街の中心点(台東区と荒川区の区境)
漫画「あしたのジョー」の出会いの場でも有名な“泪橋交差点”がここです!
中央には建設中の東京スカイツリーが真正面に見える


ちなみに、国松長官事件があった場所は南千住6丁目ですから山谷地域から確かに外れています。
山谷地域とか山谷地区という称呼の歴史は、台東区と荒川区の両区の中で、終戦直後、上野の地下道の罹災者保護と東京を復興するための労働者力を骨休めさせるため官民一体で戦前の木賃宿街と同じ場所へテント村が作られたことにさかのぼります。この事業には東京都に対して占領軍(GHQ)の強い圧力があったと言われていて、その後、簡易旅館や日雇い労働市場が構成されていた地域を東京都が区割りして定たものです。最近メディアなどでも頻繁に使っています。

例えば都電荒川線の「三ノ輪橋駅」も“南千住1丁目”ですから山谷地域になります。日比谷線の「三ノ輪駅」や荒川区側の大型簡易旅館の周りにもかつて労働市場的な場所があって、三ノ輪橋の都電の駅周辺にも簡易宿泊所が多く建っていました。三ノ輪橋周辺に住んでいる方が、行政の区割りの“山谷地域”に住んでいるという自覚がある人は少ないでしょう。

そこで、初めて山谷地域に泊まりにくる方が治安を気にせず、お得に、しかも充実した東京滞在が出来るよう警視庁の正しいデータ、また「山谷地域マップ」最新版がダウンロード出来る(財)労働・福祉センターのページ、さらに山谷地域の宿泊施設に精通したお客様のHPも紹介したいと思います。
今回、山谷地域の正しい情報をUPしたのは、正しい情報により新たな客層が増え、安宿街の商圏(パイ)がさらに広がれば街が早い時期に活性化出来ると考えたからです。


① 警視庁「犯罪情報マップ」
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/toukei/johomap/johomap.htm

② 「山谷地域マップ」 PDF最新版 /(財)城北労働・福祉センターのHPより
 (ピンク色の宿が一般旅行者向けでオレンジ色が従来型の宿です)

http://homepage3.nifty.com/johoku/sanyamap2014.pdf

③ 「天皇陛下と山谷地域」 (『ほていや ブログ』より)
天皇、皇后両陛下は、約4年間の間に三度も南千住を行幸啓されていた

http://hoteiya.blog47.fc2.com/blog-entry-367.html

④ 「南千住格安宿泊案内」 東京滞在時に山谷を定宿としている方のHP
 (山谷宿泊が初めてという方には最適なページです)

http://cityhotel.jp/minamisenju-peace/


『ほていや』から徒歩10分程のところ、昔「聖天町」と呼ばれた町がありました。その待乳山聖天(しょうでん)の前で生まれ育った池波正太郎は、「鬼平犯科帳」などの時代小説の中で山谷周辺も多く舞台として登場させていますが、鬼平こと長谷川平蔵が考案したと伝えられる江戸の“自立支援施設”「人足寄場」を意図あって誰かがもじったことで「日雇い労働市場」のことを“寄せ場”と呼ぶようになったらしいです。この長谷川平蔵と「人足寄場」、また「寄せ場」についてはいつかこのブログのページで紹介したいと考えています。

最後に、差別用語と誤解されるといけないのですが、私が言っている「寄せ場」とは、「日雇い労働市場とその関連する業種が集まるエリア」としています。今風に言えば、寄せ場のおじさん達の“就活”の場と労働の疲れを癒すための”簡宿”が密集する場所のことを言っています。現在でも独特の「寄せ場文化」の雰囲気の名残がありますから心配するのも無理はないですが、性犯罪が稀で、昔から「圧倒的に男性が多い地域なのに女性が襲われない」ということで警察官の茶飲み話で「山谷七不思議」のひとつに例えられていたくらいです。

そんな正しい山谷地域や南千住の情報を頭に入れて、安心して安い施設に泊まりに来て頂けたらと思っています。

12月15日 ほていやから撮った山谷の街と建設中の「TOKYO SKY TREE」 ↓


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東京・山谷(南千住エリア)の格安ホテル
『ほていや』&『えびすや』はこちら↓

Dorm Hostel EBISUYA (相部屋1泊 1,500円~)
団体室(ファミリー・グループルーム)10名まで宿泊可↓
最低料金8,000円(4名以上は1人2,000円)
施設案内は⇒こちら

Economy Hotel HOTEIYA (個室1泊 2,700円)
(シングル(約3畳)2名利用は2名で3,700円)
部屋紹介は⇒こちら
施設案内は⇒こちら

エコノミーホテルほていや動画は⇒こちら

出張・受験・就活・一人旅に!
女性・外国人も大歓迎!
1泊~長期滞在まで多目的で利用できる格安ホテルです!

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Economy Hotel HOTEIYA
エコノミーホテルほていや
〒111-0021
東京都台東区日本堤1-23-9
TEL:03-3875-5912

お部屋のご予約は
“SPOCOM.net”
www.spocom.net
にアクセスしてください!
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ほていや⇒交通アクセス
●東京メトロ日比谷線「南千住駅」南口より徒歩8分
●JR常磐線、つくばエクスプレス「南千住駅」徒歩9分
●都バス「清川2丁目」下車すぐ!
●台東区循環バス「めぐりん」北めぐりんの東浅草二丁目⑩より徒歩2分


南千住駅から「ほていや」までの道順(地図)は⇒コチラ

台東区循環100円バス!めぐりん情報は⇒こちら


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