下町伝統の味!ほていや周辺「山谷」食べ歩き!おすすめのお店紹介 

南千住(東京の安宿街 山谷周辺)のお薦めのお店を紹介します!

太平洋戦争末期、B29から無数の焼夷弾の火の雨が降った東京大空襲から、奇跡的に焼け残った天麩羅の『伊勢屋』と桜鍋の『中江』。
中江四代目店主の白志さんから聞いた話によると、向かいの区画の屋根に刺さった焼夷弾が不発弾だったそうで、運よくこの二軒の老舗だけが焼けずに済んだということです。

この二軒の建物は、よく手入れされた見事な博物館級の店内で百年を越す伝統の味を堪能することができるが、元々は土手の前にあった“山谷堀”の島状の中洲のような場所に建っていたので橋を越えないと玄関へたどり着けなかったという。

天麩羅で有名 『土手の伊勢屋』 ↓

土手の伊勢屋本店
伊勢屋の天丼(ロ)
天麩羅で有名 『土手の伊勢屋』 ↑

創業は明治22年(1889年)と約120年の歴史を誇る老舗。
関東大震災で焼失した店舗は、昭和2年(1927年)に再建、入口の左手には“屋台棚造り”という引き窓があって天麩羅を揚げている姿が見える造りになっている。天麩羅がかつて江戸庶民の屋台食だった名残が建物の構造に残っていて、東京・下町、山谷の食の文化の歴史を今に伝えている。

伊勢屋の天麩羅はごま油でこんがりと黒く揚げた江戸前の天麩羅で、どんぶりから天麩羅がはみ出した天丼はここの名物!写真の天丼は量のある(ロ)の天丼で、天麩羅のボリュームとサクサク感は浅草山谷ならではの味!!
昼と夜の日に二回の営業は長蛇の列になった日には売り切れ次第、容赦なく時間前に営業終了。余裕を持っての来店をお薦めします。
■住所■東京都台東区日本堤1-9-2 (毎週水曜日定休日)

桜鍋 『中江』 ↓
桜肉料理の中江

↓ メインの桜鍋
桜なべのコース=桜鍋


↓ 馬肉の和風ユッケ「タルタルステーキ」 常連だった岡本太郎画伯が考案したとか…桜なべのコース=タルタルステーキ

↓ これは珍しい馬刺しの握り寿司
桜なべのコース=馬刺しの握り寿司

昔々、吉原遊郭へ通う食通に「桜なべはあとご飯のためのダシだ」と言わせた味も…。
↓ 鍋に残った旨味汁に溶き玉子を入れ、玉子丼のように食べる「あとご飯」は格別!
ダシの効いた桜鍋に溶き玉子を

最後のお楽しみはあとご飯
桜鍋 『中江』 ↑

創業明治38年(1905年)の伝統と歴史がある老舗中の老舗。実に超百年も営業、吉原は『土手の中江』と食通の間で別名“ケトバシ”と呼ばれ親しまれてきた馬肉料理の専門店です。館内に飾られた書物などを見ただけで数え切れない文人墨客、特に梨園の方など芸術家から皇室関係の方々も常連だったことが伺える。
今の建物は、関東大震災で焼失した翌年、大正13年(1924年)に再建、宮大工に造らせたという店内は、くぎを一切使わない松の一枚板で添え付けた二階座敷の腰板や欄間の透かし模様には松竹梅と桜肉にちなんだ「桜」も彫られているなど店内の至る所に匠(たくみ)の技も潜んでいる。

 ↓ 区画整理まで山谷堀に掛けられていた木造の橋を越えないと暖簾をくぐれなかった
掘割が残っていた頃の「中江」

また、「桜鍋」は数少ない東京・下町の郷土料理で、浅草吉原では最盛期に20軒以上もあった桜鍋のお店の中でたった一軒だけ残っているのがこの中江で、吉原遊郭華やかし時代には24時間営業だったとか。鍋の最後は、旨み入りの残り汁に溶き卵を入れ、白いご飯にのせて玉子丼のように食べる「あとご飯」も忘れずに。「桜鍋はあとご飯のためのダシだ」と食通に言わしめた味を一度は試してみてください!
なお、ここの馬肉のタルタルステーキ(和風ユッケ)は、常連だった岡本太郎画伯がパリ遊学の経験から考案しメニューに加わったと聞きます。

なお、今なら“YouTube”から「土手の中江」で検索してお店のプロモーションビデオが見れる。
■住所■東京都台東区日本堤1-9-2 (毎週月曜日定休日 祝日は営業)

天然鰻料理の老舗 『尾花』↓ 尾花の玄関
尾花のうな重
天然鰻料理の老舗 『尾花』↑

創業は明治の初め。明治末期に今の南千住の小塚原の回向院脇に移転。ウナギの味を知り尽くした食通の間では有名なお店です。テレビなどで見掛ける有名人でも、行列に並んで全員揃わないと店内に入れてくれないなど店の厳しいルールがある。
あの世界的巨匠、小津安二郎監督も常連だったことでも知られ、ミシュラン三ツ星定席の握り寿司店「すきやばし次郎」店主もウナギはここ尾花と決めているらしい。

店内は、大広間の座敷で食べるスタイルで、鰻重や蒲焼き・白焼きなどは注文後にウナギを捌き始める。そのため出来上がりまでは30分近くも待つことになるが、待ち時間も納得の美味しさは折紙付!ウナギはふんわり柔らかく、とっても美味しいのでお薦めです!
■住所■東京都荒川区南千住5-33-1 (毎週月曜日定休日)

自家焙煎珈琲の店 『カフェ・バッハ』 ↓
山谷のカフェ・バッハ

 ↓ パナマ・ドンパチ・ゲイシャ(左上)とカフェ・シュヴァルツァー(炭酸水、焼き菓子セット)               
ドンパチ・ゲイシャとカフェ・シュヴァルツァー
バッハのアイスコーヒー
   ↑ バッハのアイスコーヒー                        バッハのケーキ ↓
バッハのスウィーツ
自家焙煎珈琲の店 『カフェ・バッハ』 ↑

『ほていや』の隣は全国的に有名、41年前の1968年創業のカフェ・バッハです。時折、定休日に分厚い珈琲の専門書を片手に『ほていや』に間違って入ってくる外国人もいる(笑)
実は、以前は寄せ場にある普通の大衆食堂だったが「重労働の現場で働く山谷の労働者のおじさん達に日本一のコーヒーを!」という思いで転業した下町のカフェです。

2000年に開催された九州・沖縄サミットの晩餐会当日、コーヒー嫌いで知られるビル・クリントン米元大統領には、コーヒーの代りに、事前に“ダージリンの蜂蜜入レモン紅茶”が用意されていたという。
大統領は、バッハの香り高いコーヒーに誘われるまま「バッハ・ブレンド」を飲み、御代わりまでも飲み干したという逸話は特に有名。コーヒーはもちろん、晩餐会の仕上げで出されたデザートと自家製パンもとっても美味しい!
■住所■東京都台東区日本堤1-23-9 (毎週金曜日定休日)

歴史的価値のありそうなそば屋
山谷のそば屋

↑ 山谷周辺を歩くと戦災を免れた下町の地域資源も発見出来る ↓

山谷の地域資源 ①

↓ 何か懐かしさを感じさせてくれる山谷周辺の路地裏
山谷の地域資源 ②
山谷の地域資源 ③
山谷の地域資源 ④

路地裏にいた下町のねこ

山谷の町を散歩しながら写真を撮っていたら人なつっこい猫に遭遇!かわいかったので写真を撮りました^^

昔ながらの木造建築や路地裏など下町ならではの街並みを散策したり、山谷地域でお得に泊まってここでしか味わえない下町の伝統の味を楽しんでみてはいかがでしょうか?


下町伝統の味!ほていや周辺「山谷」食べ歩き!
◆ おすすめのお店紹介 ◆

① 『土手の伊勢屋』 100年を超す“小腹ふさぎ”の伝統の天麩羅が味わえる老舗
② 『中 江』 戦災を免れた大正建築の店内で食べる通称“ケトバシ”と呼ばれる「桜鍋」
③ 『尾 花』 うなぎ料理を知り尽くした食通が通う天然鰻料理の有名店
④ 『満す美寿司』 吉原遊郭の名残と立ち食いだった寿司の歴史を残す寿司店
⑤ 『カフェ・バッハ』 コーヒーマニアが集う下町の自家焙煎珈琲店
(※) 「新吉原遊郭 “ためになるトリビア” 」は⇒こちら

◆ その他の山谷の注目店 ◆
〇 『大 林』 呑んべぇの手引書「下町酒場巡礼」の表紙を飾った超レトロな酒場
〇 『きぬ川』 漫画「孤独のグルメ」第一話に登場“ぶた肉いためライス”が有名な一膳飯屋
〇 『駒寿司』 格安回転寿司の半値「アド街」、「笑ってコラえて !」等で紹介の立ち食い寿司
(※) 参考ページ⇒ http://hoteiya.blog47.fc2.com/blog-entry-285.html

〇 「東京・山谷周辺 日本そば屋さんの情報」は⇒こちら
〇 「Asakusa Bar map」 pdf 版は⇒こちら

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