お富士さんの植木市と富士信仰 

お富士さんの植木市と富士信仰



【お富士さんの植木市】 お富士さんとは、浅草警察署前にある300有余年の歴史ある浅草富士浅間(せんげん)神社のことです。元々富士山を神として信仰、崇拝の対象とする富士信仰と関係あって、お江戸の昔から富士参りが出来ない人たちが代わりに近くの浅間神社を参詣したことからお祭り自体も同じく「お富士さん」と愛称込めて今でも呼んでいる。

浅草富士浅間神社は、浅草警察署の斜め向いの小山の上に建っている ↓
浅草富士浅間神社

【期  間】
平成29年5月27日(土)~5月28日(日) 《すでに終了》
平成29年6月24日(土)~6月25日(日) 
【場  所】
浅間神社、浅草警察署、奥浅草(観音うら)柳通りと一葉桜小松橋通り界隈
【アクセス】
● 『ほていや』から千束通りを通り観音うら(奥浅草)方面へ徒歩約15分強
● 都バスなら「上-46系統」バス停の浅草四丁目下車徒歩2分
● 「北めぐりん」ならバス停#35番「浅草寺北」から歩く(当日、会場周辺では北めぐりんの迂回の運行規制あり)
⇒ 期間中(北めぐりん)バス停#31から#34までは停まりません

【時  間】 10:00~19:00 (雨天決行)


2015年版「植木市」と「ほおづき市」のちらし ↓
植木市とほおづき市のちらし

 毎年富士山の山開きが近づくと浅草富士浅間神社周辺には縁日が建ち、たくさんの植木の露店商が集まる。この神社の位置は富士山からは裏鬼門にあたり、以前は小丘の上から富士が望めたが、今では市の名前に偲ばれるのみです。

 昔は、富士山の山開きが6月1日だったことで5月の晦日と6月の1日、またその晦日と7月1日の計4日間植木市が開かれていたが、その後山開きが7月1日になったことで今では、毎年5月の最終(土)・(日)と6月の最終(土)・(日)の計4日縁日が開かれることになった。
 東京では大変珍しい植木市で、浅草芸者の組合がある見番通り(柳通り)を中心に大小の植木屋のお店が処狭しと並び、以前は観音裏の下町の道路がジャングルのようになった。昨今庭のない家が増えるなど下町の住宅事情の変化からか市の規模が小さくなったが、近年、マンションで楽しむガーデニングブームの高まりからか四日間の人出は30万人にもなることもあるらしい。

 なお、山開きの7月1日には大祭が行われ、疫病除け、水あたりよけの免府として伝統のお守り“麦藁蛇”などが売られている。水道栓のことを今でも「蛇口」と呼んでいるが、蛇は古来より水神様の使いとされ、江戸時代には、夏前に水による疫病や水害に遭わないよう、麦わらで編まれた蛇を水廻に吊るしていたという。

           ↓ 浅草富士浅間神社のお守り「麦藁蛇」
浅草富士浅間神社「麦藁蛇」

 他に、下町の昔懐かしの露店が多数出店、町興しのイベントも催される。浅草の北部地域とすれば4月の「一葉桜まつり」、7月の「隅田川花火」と11月の「お酉様」に次ぐ伝統的な大きな催しです。

 ◆ 過去の「お富士さんの植木市」の画像 ◆

お富士さんの植木市 ①
お富士さんの植木市 ②
お富士さんの植木市 ③
お富士さんの植木市 ③
お富士さんの植木市 ④
お富士さんの植木市 ⑤
お富士さんの植木市 ⑥
お富士さんの植木市 ⑦
お富士さんの植木市 ⑧
お富士さんの植木市 ⑨
お富士さんの植木市 ⑩
お富士さんの植木市 ⑪

【小野照崎神社】  富士信仰といえば、台東区西部の下谷に小野照崎(おのてるさき)神社という有名な神社もある。足利学校の創設者で平安時代の歌人であり学者でもあった小野篁公(おののたかむら)らを祀った神社だ。その神社の本殿脇には、お江戸の昔から富士山までお参りに行けない人が登る富士塚と呼ぶ“ミニ富士山”があって、かつて富士山の山開きの日に富士講が富士塚に登山する習慣があった名残が残っている。

 この神社は学問・芸事の神様として知られ、最近別のことでも有名になっているそうだ。それは地元下谷生まれの寅さんこと渥美清が、駆け出し時代からの知人のアドバイスで、仕事がない時にこの神社で願掛けしたところ、すぐにその晩「男はつらいよ」の主演依頼が着たという逸話があるからだ。映画の中で寅さんがいつも首から下げているのは、この神社のお守りだと言われている。そんなわけで芸能人関係者が仕事を求めてお守りを買いにく来ることもあるそうだ。今風に言えば「就活の神様」ということの“裏人気スポット”にもなっているらしいので、両店に来る顔見知りの就活生にも紹介している。

 ここの富士塚は、毎年6月30日と7月1日の「お山開き」の二日間だけ一般開放され、ミニチュアの富士だが東京にいながら手軽に“富士登山”が出来る。下谷坂本富士は江戸時代に富士山から溶岩を船で運んできて造られたという珍しい富士塚だが、ちゃんと一合目から十合目まである本格的なミニ富士だ。
 なお、6月30日の夏越の祓い(なごしのはらい)には、茅の輪(ちのわ)と呼ぶ茅草(ちがや)を束ねて作った輪の中をくぐり身を祓い清める伝統的な催しもある。当日輪の中を左回り、右回り、左回りと八の字にそれぞれ三回通ると、穢れをを祓うことで災厄からのがれることができ、福徳があるといわれている。

茅の輪くぐり

● 下谷坂本富士の登山解放(お山開き)時間 ⇒ 10:00~20:00 の間

● 茅の輪くぐり ⇒ 6月30日

● 下谷坂本富士のミニ登山の様子は⇒こちら

 小野照崎神社の入口と境内 富士塚は神社本殿の左手に入り口がある
小野照崎神社 入口
小野照崎神社 境内

 毎年、大祓と富士山の山開きに合わせて6月30日と7月1日だけ一般に解放される
小野照崎神社の富士塚入口
下谷坂本富士の登山道


【場  所】
台東区下谷2丁目13-14
【アクセス】
● 東京メトロ日比谷線「入谷駅」④番出口から徒歩約3分
● JR「鶯谷駅」南口から徒歩約7分
● 「北めぐりん」なら『ほていや』からバス停#10番「東浅草」から乗って#25番下車「入谷駅入口」スグ


【素盞雄神社】 昔むかし、この社の御祭神が光を放ち降臨したという伝説の小塚の中には「瑞光石(ずいこうせき)」と呼ぶ奇岩(きがん)が千住大橋辺りまで広がっていたという伝承がある。
 素盞雄(すさのお)神社の境内に祀られているこの小塚は、かつて南千住駅周辺の土地のことを「小塚原(こつかっぱら)」と呼ぶようになった謂れの塚です。
 この場所に元治元年(1864年)富士塚が築かれ浅間神社をお祀りした。昔は門前の茶店で疫病除けの麦藁の蛇が土産に売られていたそうで、富士講の参詣者で大変賑わったらしい。山谷地域の北の外れに隣接する南千住6丁目にも富士塚があることは地元の人でもあまり知られていないようだ。

山谷地域に隣接する素盞雄神社の富士塚(こちらは登山不可) ↓
素盞雄神社の富士塚


● 浅草富士浅間神社(浅草神社)の公式HPは⇒こちら

● 小野照崎神社の公式HPは⇒こちら

● 素盞雄神社(お天王様)の公式HPは⇒こちら

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浅草・三社祭のお知らせ 2017年5月19日(金)~21日(日) 

浅草・三社祭のお知らせ
2017年5月19日(金)~21日(日)

今年も 『三社祭』の季節がやってきました!
毎年150万人を超える人出で盛り上がる江戸三大祭りと呼ばれている江戸を代表する浅草のお祭りです。
去年は、山谷(ほていや周辺)の写真を撮りましたので良かったらご覧ください!

浅草「三社祭」の歩き方
http://hoteiya.blog47.fc2.com/blog-entry-433.html
三社祭 2015の画像!(東京・山谷の安宿街にて)
http://hoteiya.blog47.fc2.com/blog-entry-790.html
三社祭(東京・山谷)本社神輿(三之宮)2016年5月15日(日)の画像
http://hoteiya.blog47.fc2.com/blog-entry-833.html
三社祭 過去の画像!(浅草~山谷)
http://hoteiya.blog47.fc2.com/blog-entry-734.html

過去に撮った画像↓ 浅草『三社祭』
町内神輿約100基の渡御

浅草寺本堂から見た(宝蔵門~仲見世)町内神輿連合渡御の画像 ↓
仲見世から連なって宝蔵門を抜ける町内神輿

↓ 観音様の正面で神輿を差し上げて(浅草寺境内本堂前にて)
観音様の目の前で町内神輿を差し上げて…

過去の画像↓ 三社祭 東京・山谷 『ほていや』周辺にて
三社祭 2014 山谷周辺 ①

三社祭 2014 山谷周辺 ②

三社祭 2014 山谷周辺 ③

三社祭 2014 山谷周辺 ④

三社祭 2014 山谷周辺 ⑤

三社祭 2014 山谷周辺 ⑥

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向島の芸妓茶屋が今月30日オープン! 

2017年3月30日(木)
桜開花目前の墨堤に芸妓茶屋が …


 隅田川両岸(台東区側・墨田区側)の桜並木がいよいよ開花間近です。例年通り向島の芸妓茶屋(芸者茶屋)が期間限定3月30日(木)からオープンすることが分かった。


【 芸妓茶屋 情報 】 墨田区側の墨堤で営業
 花街向島の本物の芸者さんの茶屋が出店します。外国人に「Geisya café」だと紹介するときっと喜ばれますよっ。

◆ 出店は、3月30日(木)~4月9日(日)の間
◆ 場所は、台東区側の隅田公園から桜橋を渡った隅田区側の桜橋デッキ上
◆ 茶屋の営業時間は、通常11:30から17:00まで (土・日は11:00から)
(※) ただし、向島の芸者さんが接客するのは15:30までとのこと。
⇒ 雨天・強風など悪天時は中止になるので要注意 !!

問合:「向嶋墨堤組合 / 見番」 まで
ホームページ: http://mukoujima-kenban.com/
連絡先の電話番号: 03-3623-6368

 茶屋の前にある桜橋を中心に「墨堤さくらまつり」が墨田区側で芸妓茶屋と同じ期間で開催、春うららの隅田川反対の台東区側(山谷堀広場周辺)では「第29回 桜橋花まつり」も開催される。
 今年は4月1日(土)~2日(日)の二日間で、2日には「桜橋 花のステージ」と題して増位山太志郎、門倉有希の歌謡ショー他木遣り、梯子乗り、御輿などの催しもあるらしい。


墨堤の芸妓茶屋とその周辺を撮った過去の画像です


↓ 毎年、川向うにある花街向島の向嶋墨堤組合(見番)が墨堤に芸妓茶屋を出す
向島の芸妓茶屋 ①
向島の芸妓茶屋 ②

↓ 近頃流行りの暑苦しい眼(まなこ)ではない涼しげな目をした芸者さんが交代で接客
向島の芸妓茶屋 ③
向島の芸妓茶屋 ④
↓ 向島芸者のミステリアスな襟足の塗り残し(左)と可愛らしい笑顔の半玉さん(右)
向島の芸者さんと半玉さん


 江戸享保年間の1717年(享保2年)。第八代江戸将軍徳川吉宗は、隅田川の堤に桜の木の植樹を命じた。これが現在の両岸の桜の名所の謂れで、吾妻橋から桜橋辺りまでの両岸スーパー堤防沿い、台東区側も入れると1,000本近い桜並木が約1㌔続いている。
 向島は、浅草の方から見れば川向うの芸者の街「花街」で、芸妓さんの組合がある見番通りを中心に料亭が集まっていている。夕方から夜に掛けて、運が良ければ料亭へ出勤の行き帰りの芸者さんや半玉さんと遭遇出来ることも…。
花街 向島の料亭街を歩く芸者さん

 なお、現在は言問通りに分断されているが、水戸街道(三ツ目通り)の交差点手前の右側にあるのが、860年(貞観2年)創建という本所の総鎮守「牛島神社」で、実はこの一帯は、鶴を使った鶴御成(つるおなり)という江戸将軍の鷹狩の場だった場所です。牛島神社の脇は、広さ二万坪の徳川水戸家の下屋敷があった場所で、別名「小梅御殿」とも呼ばれていた場所です。今でも桜咲く見事な日本庭園が残されていていてこちらも花見の名所です。

● 台東区側から隅田川に架かる歩行者専用橋「桜橋」を渡ったところに「芸妓茶屋」がありますが、そこから土手を下ったところに長命寺(山本や)がある。お江戸の昔、長命寺の門番が桜の葉を塩漬けにし、三枚の葉で餡を入れた桜餅を考案、今でも江戸時代からの味が長命寺の脇の茶屋で楽しめる^_^">
● 長命寺からさらに首都高の「向島ランプ」方向へ歩けば、老舗和菓子の有名店「言問団子」が。その昔、吉原通いの旦那衆が、罪滅ぼしの土産に買い求めたという団子が花見見物の後に味わえる。

↓ 芸妓茶屋の案内板 茶屋はスーパー堤防より上の桜橋デッキ上で営業
桜橋に掲げられた芸妓茶屋の案内板

↓ 向嶋墨堤組合に加入する本物の向島芸者が墨堤の茶屋に集まる
桜橋花まつり①

 茶屋でお茶とお菓子をオーダーさえすれば気軽に写真撮影にも応じてもらえるそうだ。
↓ 芸者さんと気軽に記念撮影が出来るのもまた下町ならではの風景かも
桜橋花まつり②
桜橋花まつり③
桜橋花まつり④

  外国人観光客が芸者さんに写真を頼んでるところを目撃!
↓ 桜の季節には、山谷に泊まりに来る外国人に教えたら絶対に喜ぶことだろう
Geisya Cafe の外国人観光客


● 『ほていや』から花まつりの方へ行くには、その昔、粋客が山谷船(猪牙舟)に乗って吉原の行き帰りに通ったという山谷堀、その暗渠上の「山谷堀公園」を通って行くことをお薦めする。桜の花のトンネルをくぐり、かつて掘割に架かっていた橋の名残、親柱を見物しながら隅田公園へ辿り着ける。リバーサイドの体育館が見えたら、その裏手がもう桜橋だ!

● 『ほていや』から徒歩圏内に二ヶ所も芸妓さんの組合“見番”があり、今回紹介した花街向島の外に浅草の観音うら(奥浅草)の見番通りに夕方行けば、運が良ければ浅草見番から出勤する艶やかな芸者さんと逢えるかも知れない。

● 浅草寺境内の周辺では、一見芸者さんのような姿の“振袖さん”を見掛けることが出来る。振袖さんとは、(25歳)定年制の会社組織で働く、浅草の観光・文化使節のような女性たちだ。京都の“舞妓はん”を意識して作られた月給制の社員で、ROX会館のまつり湯始め、浅草周辺の株主になっている複数の有名飲食店などへ行けば、入湯料や飲食代だけで気軽に振袖さんと出会える「㊙スポット」もある。

● 浅草で唯一、大衆演劇が見れる芝居小屋が「木馬館」だ。浅草寺の境内“奥山おまいりまち商店街”にあるその劇場で二回ある芝居公演の幕引きの15:30と20:30を過ぎた時間帯に、ド派手なサムライ姿の格好の俳優が表通りに出てきて、お客さんを見送るところで着物姿の芝居役者と遭遇出来る。


↓ 船上からの花見客 周辺の船宿から花見客を屋形船に乗せてやってくる
桜見物に集まる屋形船
墨堤から見た隅田川

  松本零士氏デザインによるお台場直行の水上バス“ヒミコ”も桜橋へ…
↓ 桜橋の周りは、たくさんの屋形船や水上バイクなどが集まってくる
桜橋を通過するヒミコ
桜橋デッキ上から見た水上の花見客

↓ 毎年桜の開花が近づくと、ぼんぼりの取り付け作業が忙しくなる
墨堤 の桜に取り付けられたぼんぼり
桜まつりのぼんぼりの取り付け作業

↓ 墨堤の桜橋デッキには墨堤さくらまつりの期間中はたくさんの屋台が並ぶ
桜橋デッキに並ぶ屋台

↓ 桜橋デッキには和服姿の花見客も大勢訪れ、各所で大道芸のイベントも…
桜橋デッキの屋台にいた和服美人
墨堤さくらまつりのスナップ

↓ レンタル自転車に乗って外国人家族も墨堤で花見をエンジョイ
墨堤で花見をエンジョイする外国人家族

隅田公園の墨田区側の桜
 ↑ 隅田川両岸にある隅田公園の、墨田区向島側の墨堤桜並木(上)と
台東区側の伊達宗城公などのお歴々のお屋敷跡地にこんな桜の遊歩道も(下) ↓
隅田公園の台東区側の桜

台東区側東武鉄橋の近くで
≪ 東武鉄橋の辺りまで出れば「鏡ツリー」と「Wツリー」のカメ爺スポットも ≫

「小梅御殿」跡地の日本庭園からのタワー
 ↑ 牛島神社から徳川水戸家の下屋敷があった場所にも桜咲く日本庭園が ↓
「小梅御殿」があった日本庭園からのスカイツリー

牛島神社で見掛けた新郎・新婦
 ↑ 隅田川両岸、桜の名所隅田公園周辺を歩けば下町っぽい風景が続々と… ↓
東武浅草駅近くで見掛けた人力車

こども歌舞伎のお練り
 ↑ 桜の咲く季節に開催されているこども歌舞伎の子供たちのお練り(上)と
普段は非公開の浅草寺伝法院の中にある廻遊式庭園も拝観出来ることも(下) ↓
秘庭の伝法院庭園も公開

 ↓ 冷やかしの語源、新吉原遊郭と山谷の浅草紙との関係を今に伝える紙洗橋の親柱
山谷堀公園の桜のトンネル(紙洗橋)
 ↑ 幅狭な山谷堀公園の桜並木のトンネルをスカイツリー方向へ進むと芸妓茶屋へ ↓
山谷堀公園の桜のトンネル(今戸橋)
(※) 3月24日から4月2日までの期間限定になりますが、この度「山谷堀さくら回廊」と銘打ち、山谷堀公園の桜がライトアップされることになって、期間中毎晩17:30~22:00の間でライトが点灯(聖天橋から今戸橋の間)される。
 かつて、山谷通いと呼ばれたお大尽が新吉原へ通う水上ルート、山谷堀の暗渠の上の細長い公園に咲く桜のトンネルを、夜桜見物しながら歩いてみたらいかがでしょうか?


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「東京消防 出初式」 2017 

 東京消防出初式 2017
 The New year's Fire Review in ARIAKE



 東京消防出初式とは、消火・救助・救急演技、消防機械部隊分列行進、江戸消防記念会による伝統の木遣り行進から伝統の梯子乗りまで…。東京消防庁の新年恒例の防火・防災行事として親しまれている催しだ。
 さらに、東京消防庁音楽隊・カラーガーズ隊の演奏・演技の披露や消防車両の乗車体験、起震車による地震体験など、参加者が楽しみながら防災を理解出来るコーナーも設けている。

 ↓ 東京消 防出初式 2017 を知らせるポスター
東京消 防出初式 2017

 なお、今年はヘリコプターの機動力を最大限に活かした、空からの迅速で効果的な消火・救助・救急活動を展開する専門部隊、航空消防救助機動部隊(通称エアハイパーレスキュー)の新設発隊に際するセレモニーもあるとのこと。なお、この模様は、NHK総合テレビで1月6日(金)午前11時05分から11時45分まで放映される予定となっている。

 ↓ 東京消防庁のはしご車などによる合同の放水セレモニーは圧巻だ!
有明で行われる出初式の模様


【 実施日時 】
平成29年1月6日(金) 開場8:00 開式9:30~ (閉式11:49 = 予定)
(※) 9:22からオープニングパレードが開始される
(展示・体験コーナーは9:00~14:00まで)。

【 場  所 】
東京ビッグサイト(東展示場東側埋立地)
東京都江東区有明三丁目10番先 「会場周辺の地図= pdf 版」は⇒こちら

【 式 次 第 】
● 開式宣言
● 国旗掲揚
● 消防総監訓示
● 東京都知事告辞
● 来賓祝辞
● 東京消防歌斉唱
● 部隊検閲
● 表彰
● 東京消防庁音楽隊演奏及びカラーガーズ隊演技
● 小隊操練
● 海外都市救助隊の紹介(ソウル消防災難本部)
● 消防少年団祝賀パレード
● 徒列部隊等分列行進
● 機械部隊分列行進
● 江戸消防記念会による木遣り行進・はしごのり演技
● 消防演技
● 一斉放水演技及びはしご隊演技
● 国旗降納
● 閉式宣言

【 屋内展示 】
(※) 屋内展示は9:00~14:00まで展示スペース東5・6ホールで実施されるとのこと。
● 消火体験・応急救護体験・レスキュー体験
● 起震車による地震体験
● 各種の車両及びパネル展示
● 防災体感シアター
● ステージショー (12:00~14:00まで)


(※) 荒天の場合は、次のとおり予定を変更して実施する
(開始、終了時刻に変更はありません)。
○ 江戸消防記念会による木遣り行進・梯子乗りの演技は、屋内(東3ホール)で実施する。
○ その他の予定も、天候等により中止する場合があります。


(※) 出初式の後、江戸消防記念会の組頭連中は、例年、歌舞伎座の昼の部の幕間大間で行われる歌舞伎座年頭行事「木遣り始め」へ向かいます。これは、歌舞伎座の年始を飾る劇場行事の一つとして毎年歌舞伎座1階大間ロビーにて行われている。
 なお、「江戸の鳶木遣」は、東京都の無形文化財にも指定されていて、歌舞伎座でも「纏振り」を披露、張りのある木遣りの唄声に乗せ、纏持ちが地を踏みしめるような独特の足運びで、大間の吹き抜けへと纏を振り上げます。さらに、「手古」、「舞鶴」などお目出度い唄を唱和し、最後は歌舞伎座のご見物衆と共に手締めで締めくくるそうです。


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ほていや⇒交通アクセス
● 東京メトロ日比谷線「南千住駅」南口より徒歩8分
● JR常磐線、つくばエクスプレス「南千住駅」徒歩9分
● 都バス「清川2丁目」下車すぐ!
● 台東区循環バス「めぐりん」北めぐりんの東浅草二丁目より徒歩2分

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2016年 浅草・酉の市 来月11日・23日の二回開催! 

早いものでいよいよ来月は酉の市の月です !!!



 ~江戸の伝統と賑わいを今に伝える、年の瀬を待つ北部浅草一番の祭り情報です~

 毎年11月の酉の日の前夜深夜から開催される酉の市。鷲神社とお隣の長國寺境内の回りには商売繁盛の“かっこめ”という熊手の市が立つ。
 地元では愛称を込めて「おとりさま」と呼んでいるこの酉の市は、周囲にたくさんの露店(屋台)も出て北部浅草エリアの催し物としたら一番賑やかな催しです。前日の深夜24時の一番太鼓を合図に、午前零時から始まるこの24時間限定のイベントには深夜にも係わらず大勢の人たちが神社周辺に集まってきます。下町の住宅街が真夜中の大宴会場と化してしまう凄いお祭りです。

 この市が開かれる神社は、江戸時代には鷲大明神社(おおとりだいみょうじんのやしろ)と呼ばれていたそうで、吉原に隣接していることから「浅草田圃の酉の市」と親しまれてきて以来、明治の神仏分離令から現在のように「鷲神社(おおとりじんじゃ)」と「長國寺(ちょうこくじ)」に分けられた。

 この酉の市は昔から名の知れた浮世絵師たちの題材として、多くの錦絵が残されている。その絵から当時の酉の市の風俗が分かるので途中でその一部も紹介します。


 今年の 浅草・酉の市のポスター ↓
酉の市のポスター


【開催日時】

◎ 一の酉 = 11月 11日(金) ⇒ 10日(木)の深夜24時~
◎ 二の酉 = 11月 23日(水=祝) ⇒22日(火)の深夜24時~
(※) 今年は、11月の酉の日が二回ある年回りで、二ノ酉までの開催ですが、今年の二の酉は祝日の前夜から開催という願ってもない年回りなので、天候次第ではかなりの人手が予想されます。
【開催場所】
東京・下町、北部浅草の千束にある「鷲神社」とお隣の酉の寺「長國寺」境内とその周辺
【アクセス】
地下鉄日比谷線「三ノ輪駅」または「入谷駅」から徒歩8分
つくばエクスプレス「浅草駅」から徒歩20分弱!

『ほていや』からだと酉の市まで、徒歩約15分弱です!

(※) 深夜『ほていや』から一番早く、しかも迷わず酉の市へ行く方法は
①浅草方面へ一個目の「清川2丁目」の交差点を右折、約300㍍直進「吉原大門(よしわらおおもん)」の交差点を超える②「五十間道(ごじゅっけんみち)」のくの字の急カーブを曲がり切ったら吉原の“仲之町”の250mのメインストリートを直進③花園公園の手前、「水道尻(すいどうじり)」の急カーブまで辿り着けば夜店もオープンしているので、後は酉の市詣での人の流れにまかし、吉原弁財天の先を右折すれば迷わないでしょう。
 途中日本最大級のソープランド街を縦断することになりますが、市の始まりを知らせる午前零時の「一番太鼓」が打ち鳴らされた後に行けば、風営法の規制時間外なので黒服の呼び掛けもなく、地元の家族や子供たちも酉の市の深夜だけは吉原の風俗街の中を普通に歩いています。また、酉の市の期間は街の雰囲気がガラリと変わり、地元の人たちさえ道に迷ったりするので、帰り道は大門の交差点を目指して来た道を帰ってきてください !!



 熊手は福を掻き込む縁起物として、お江戸の昔から酉の市で売られていたが、昔から水商売、例えば新吉原遊郭や引手茶屋、料亭から船宿経営者以外にも猿若町の芝居関係者など々が熊手を買って、商売繁盛の願掛けをして一年中天井の下に掛けていたという。他に酉の市の縁起物として昔からいろいろな物が売られてきた。
 頭の芋(とうのいも=八頭)は、頭(かしら=リーダー)になって出世し、芋は親芋に寄り添うよう子芋、孫芋とたくさんの芋が数多く増えることから子宝に恵まれるとされ今でも酉の市で売られている。
 また、黄金餅(こがねもち)は金持ちになれるという言い伝えから、昔は酉の市で売られていたらしいが、幕末期頃から切り山椒(きりざんしょう)が黄金餅の代わりに酉の市の名物となり現在でも境内で売られている。
 面白いと思うのは、江戸の人たちの縁起物を持つ絵の姿を改めて見直すと、今でも江戸歌舞伎創始者の中村屋の歌舞伎役者が熊手を求めてたり、酉の市の風景で、縁起物を持つ人たちの姿など平成の現代でも江戸時代とほとんど変っていないことに気付かされる。


[ 江戸浅草の酉の市の風俗を伝える三枚の浮世絵 ]
  「十二月ノ内 霜月酉のまち」 ⇒三代目「歌川豊国」嘉永7年(1854年)作
 ↓ 日本堤を歩く酉の市の参詣帰りの人々 後方には吉原遊郭の大屋根が見える
歌川豊国「酉のまち」
● 禿(かむろ)を連れ、酉の市名物の笹竹を刺した頭の芋を手に持つ遊女(左側)
● 左手に風呂敷に包んだ縁起物の黄金餅を持つ御高祖頭巾の女(中央)
● 商家の婦人が、酉の市の帰り道、お供の丁稚に熊手を担がせている(右側)


   吉原の遊女屋の二階から酉の市詣の行き交う行列が見える
 ↓ 「浅草田甫 酉の町詣」 ⇒歌川広重の版画名所江戸百景より
歌川広重「浅草田甫 酉の町詣」
 「浅草田圃」とは、吉原を意味する隠語で、部屋の二階の畳の上に置かれた熊手簪から、季節は霜月(しもつき=旧暦11月)の酉の日ということが読み取れ、酉の市詣の行き帰りの行列が、遠くの田んぼの中に描かれている。 
 この浮世絵は、絵の中の装飾と道具立てだけで鷲神社に隣接している“吉原”という場所と部屋の主の商売が“遊女”だということを暗示している。例えば、猫は格子の前に座る遊女を暗喩、窓の下の腰紙には“ひやかし客”を意味する「吉原雀」が描かれていて、広重の作品としたら珍しく遊び心満載の色っぽいテーマの絵になっている。


 ↓ 大正8年頃の鷲神社の画像
大正8年頃の鷲神社の画像

 境内で買える稲穂に御札が付いた鷲神社の熊手型の御守り
 福を掻き込むという縁起物の熊手(画像は¥1,000-のかっこめ)
 ↓ お隣の長國寺のかっめは以前の700円から一気に1,000にUPした

鷲神社の境内で買える熊手御守り
以前に撮った「酉の市」の写真です↓

浅草・「酉の市」 ①
浅草・「酉の市」 ②
浅草・「酉の市」 ③
浅草・「酉の市」 ④
浅草・「酉の市」 ⑤

   江戸歌舞伎小屋創始者の中村屋の菩提寺「西徳寺」は鷲神社の真ん前
 ↓ お元気だった先代 中村芝翫も十八代 中村勘三郎も今は亡き人に…
浅草・「酉の市」 ⑥
浅草・「酉の市」 ⑧
 ↑ 「鷲神社」境内には大物政治家の先生たちの名前も…

浅草・「酉の市」 ⑦

 ↓ 熊手を買った人の威勢のいい三、三、七拍子が飛び交っていた(^▽^)
浅草・「酉の市」 ⑨

↓ 最近、境内に「熊手ミュージアム」なる熊手の歴史の展示コーナーも出来た
熊手ミュージアム ①
熊手ミュージアム ②&③
↑ 下の二枚の画像は江戸時代の熊手で、現在のものより派手さがなく地味な造りだ

↓ 大きい熊手を買ったら景気付けに高く掲げて見せびらかしながら帰るのが粋とか

酉の市で見掛けた大きな熊手を持った人


◆ 「新吉原遊郭 “ためになるトリビア” 」は⇒こちら

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