東京地下鉄 日比谷線 

日比谷線 南千住駅(南改札)は最寄駅で一番近いです!



 東京の地下鉄で一番古い路線は来年満90歳になる「銀座線」で、1927年(昭和2年)に【 浅草 ⇔ 上野 】間 (2.2 km) で営業を開始した。その次は1954年(昭和29年)【 池袋 ⇔ 御茶ノ水間 】間 (6.4 km) 開業開業の丸の内線です。
 1960年(昭和35年)には都営浅草線が 【 押上 ⇔ 浅草橋 】間 (3.2km) で開業、そして1961年(昭和36年)3月28日には日比谷線が【南千住 ⇔ 仲御徒町】 間(3.7km)で開業した。その後、1964年(昭和39年)開催の東京五輪に合わせて日比谷線は全線開業、あの懐かしい銀色の営団3000系車両が営業運転していた。日比谷線は東京で第四番目に開業なった地下鉄の鉄道路線だった。


 ↓ 1963年(昭和38年)当時の地下鉄路線図 (日比谷線は、北千住~東銀座間運行)
1963年当時の地下鉄路線図

 ↓ 現在の東京周辺の地下鉄路線図は1963年当時と比べると網の目のようだ!
現在の地下鉄路線図

 ↓ 1962年(昭和37年) 東武伊勢崎線北越谷駅まで相互乗入れ開始(隅田川鉄橋)
隅田川を渡る営団地下鉄と東武車両

 初代営団3000系は僕にとってはとても思い出深い車両で、南千住駅~御徒町間折り返し運転の開業当時は小学生で、片道切符で試しに乗車だけしてみて、御徒町で改札を出ないでホームで折り返し南千住駅まで戻ってきた思い出がある。その時の駅員さんは見て見ぬ振りをしてくれて切符を受け取ってくれたような気がする。
 また従兄弟と入谷の中学へ越境通学で利用したのは懐かしい。ちょうど吉展ちゃん事件や草加次郎事件が世間を騒がせていた時代だった。

 国土交通省は、新鉄道技術省令の解釈基準として、電車線の勾配を最大35‰(パーミル)と規定しているらしいが、地上駅南千住と地下駅三ノ輪の間の急こう配は、1㌔あたり39mの高低差(39‰)がある。これは東京地下鉄「副都心線」の【 新宿三丁目 ⇔ 東新宿 】間の高低差40‰が通るまでは一番の急勾配だった。
 聞くところによると、都営「大江戸線」などのように上り坂に強いリニヤモーターを採用している路線では、60‰も大丈夫らしい。

 ↓ 南千住駅~三ノ輪駅間は、1㌔あたり39mの高低差(39‰)がある
南千住~三ノ輪間の急勾配図


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御朱印レディー  

御朱印レディー

 御朱印レディーということばを初めて聞いたのは、確かNHKの朝の情報番組「あさイチ」だったと記憶する。しかし放送終了直後からその名称に賛否両論の声が殺到したとか。

 御朱印とは、神社やお寺で、主に参拝者向けに押印される印章、とその印影のことをいうのだそうで、多くの人が御朱印帳などを持ち歩き、静かなブームになっているとのこと。
 実は300円程度で気軽に求めることが出来るので、神社や寺側としたら結構大変なことになっているらしい。知り合いの人は、忙しい日曜日などは親戚の神社へ手伝いに行くと言っていた。兼務社になっているような人気の神社などは相当の数をこなすことになるらしい。特に最近のパワースポットブームも“御朱印ラリー”を後押ししているらしい。

浅草寺の朱印所 ①

 「スタンプラリーじゃあるまいし」とか「純粋にお寺や神社を巡るのが好きなだけなんだから別にいいじゃないの」から「こんな後期高齢者の私をガールと呼ばないで欲しい」など等…。

 ↓ 浅草寺境内を通り過ぎると「朱印所」の案内板が多数見掛ける
浅草寺の朱印所 ②
浅草寺の朱印所 ③

 ↓ 全行程1,300kmを巡る、坂東三十三観音の「第十三番」 札所は影向堂(浅草寺)
浅草寺の朱印所 ④

 ↓ 300円という手軽な金額もブームの原因か(こちらは浅草神社)
浅草神社の朱印所 ①

 ↓ 浅草神社境内にある臨時の朱印所には、三社祭限定の朱印を求め長い行列が
浅草神社の朱印所 ②
浅草神社の朱印所 ③&④

 五千円札の肖像になっている樋口一葉の記念館は『ほていや』から直線で600m程の距離にあるが、記念館から少し西へ歩いたところにある一葉ゆかりの神社「千束稲荷神社」の御朱印には、一葉の代表的な短編小説「たけくらべ」ゆかりの文字が…。

 ↓ 千束稲荷神社の社務所は、昔兼務社だった吉原神社の御朱印も取り扱う日も
千束稲荷神社の社務所

 ↓ 樋口一葉所縁の千束稲荷神社の御朱印
初午祭の時の御朱印

 ↓秋葉原は神田川沿いの 神社へ入ったら、何とセルフサービスの朱印所だった
セルフサービスの朱印所 ①&②
セルフサービスの朱印所 ③

 テレビで関東三十六不動霊場のことを放映していたが、聞くと、四国巡礼のように霊場の札所を巡るのがちょっとした隠れブームなんだとか。中高年の健康ブームからか万歩計対応のスマホやケータイ持参でウォーキングがてら巡礼という人たちも多いようだ。お年寄りが健康になるなら回りも世話を焼く手間が省けるだろうし、高齢化時代にあってはウォーキングをしながらの「御朱印ジジー」ていうのもありかも知れない。

 ちなみに『ほていや』周辺で関東三十六不動霊場の札所を探してみたら、山谷地域にも一ヶ所あって、台東区内では合計三ヵ所のお寺があることが分かった。


● 第22番 浅草寿不動尊 阿遮山 「寿不動院」 台東区寿 2-5-2 ☎= 03-3842-7800
● 第23番 橋場不動尊 砂尾山 「不動院」 台東区橋場 2-14-19 ☎= 03-3872-5532
● 第24番 飛不動尊 龍光山 「正寶院」 台東区竜泉 3-11-11 ☎= 03-3872-3311



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都内で一番距離が短い登山電車 

 「都内一短い登山電車」といえば、2009年7月17日運行開始の「飛鳥山公園モノレ-ル」だと思い込んでいた。

 ↓ この短い登山電車は、実際はモノレールと呼ばれている
モノレールの利用方法 ①&②

 ↓ 山谷から行くには、三ノ輪橋から都電荒川線「王子駅前」で下車すればスグだ
モノレールの乗り場

 ↓ モノレールの車中から見たJR王子駅方向 都電荒川線や遠くに新幹線も見えることも
モノレールから見た景色

 ↓ 自動運転の車両だが、ふもとの乗り場では係員が初めての人へ世話を焼いていた
飛鳥山公園モノレール

 ↓ こちらが終点のモノレール頂上駅 片道約2分の短い行程だった
モノレールの頂上駅

 レール延長48㍍を約2分で結ぶこのモノレールには冷暖房も完備され、車イスやベビーカーにも対応している本格派。かたつむりに外観が似ていることから、飛鳥+エスカルゴで「アスカルゴ」という愛称が付けられたという。
 飛鳥山には、紙の博物館など三っの博物館もあり、公園内には小さな子供が喜びそうな施設の外に昔の都電の車両やSLも展示されている。
 
 ↓ 飛鳥山といえば江戸時代からの桜の名所で子供たちが喜びそうな場所も随所にある
飛鳥山といえば桜の名所
飛鳥山公園にある昔の都電


【 飛鳥山公園モノレ-ル 】
北区滝野川1丁目59 飛鳥山

● 名称= あすかパークレール「アスカルゴ」
● 定員= 16名
● 所要時間= 片道約2分 (自動運転)
● 標高差= 約17.4 ㍍
● 運行時間= 10:00~16:00
● 料金= 無料



 実は実は、本当の「都内一短い登山電車」は『ほていや』から1,000㍍の程近い距離にあったのだった (*_*)

 多分、「都内一短い登山電車」と思われるこの登山電車は、『ほていや』から歩いても15分程の近くにある待乳山聖天(まつちやましょうでん)にあった。以前このブログで紹介したこともある下町の婚活パワースポットとして売出し中の「今戸神社」の近くだ。いつも浅草から自転車で通る道沿いにある有名なお寺さんなのだが、電車の乗り場が裏口の駐車場から少し入らないと見えないので今まで気づかなかった。
待乳山聖天 境内マップ
↓ こちらの裏門の駐車場から少し中へ入れば電車の乗り場が見えてくる
スロープカーは裏口に乗り場が…

↓ この短い短い無人の登山電車は、実際はスロープカーと呼ばれている
スロープカーの利用方法 ①&②

 ↓ 子どもだけの乗車は禁止 「遊戯施設ではありません」の注意書きがある
スロープカーの乗り場

 ↓ ふもとの乗り場からいざ出発 本堂のある山頂駅へは約30秒の短い乗車だ
スロープカーの全景

 ↓ スロープカー中の上手に目的地の待乳山聖天の本堂が見えてきた 
スロープカーから見た景色

 ↓ スロープカーの山頂駅には女性の観光客二人が登山電車の到着を待っていた
待乳山聖天さくらレール

 ↓ スロープカーの終着の山頂駅を出るとスグ脇が待乳山聖天の本堂だ
スロープカーの頂上駅

 ↓ 本堂の東側灯篭の近くには三角点があり、ここが東京一低い標高9.8m の山らしい
待乳山聖天の本堂

 ↓ こんなに短い登山電車なのに、何と寺務所方面に近い途中駅も設置されている
さくらレールには途中駅も

 ↓ 待乳山聖天といえば大根 こちらはお供え用に寺務所で売っている大根
待乳山といえばお供えの大根

 ↓ 山谷通いの粋客が乗った猪牙船(山谷船)は聖天様を目印に山谷堀へ左折したとか
猪牙船で山谷通い

【 待乳山聖天スロープカー 】
台東区浅草7-4-1 待乳山聖天

● 名称= 「桜レール」
● 定員= 4名
● 所要時間= 片道約30秒 (自動運転)
● 標高差= 約10 ㍍
● 運行時間= 07:00~16:30
● 料金= 無料




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2016版 「最新銭湯情報」 

東京・下町の“銭湯情報”
北部浅草・山谷から浅草、上野へ


  東京・下町、山谷の地域資源の中にぜひ入れたいのが、わずか460円で楽しめる「銭湯」だ。山谷に泊まる外国人旅行者にもぜひ伝えたい文化だろう。

 残念ながら2012年12月31日を以って山谷の人気銭湯「梅の湯」が廃業してしまったと思っていたらその後「一葉泉」も暖簾を下ろしていた。樋口一葉の住居跡地や一葉記念館にも程近い銭湯で、地方都市の温泉のようなレトロな雰囲気だったが…。
 でも、まだ々元気で営業を続ける下町の銭湯は多い。特にユニークな湯が目白押しの台東区の銭湯は、一度知ったら次々回ってみたくなる不思議な魅力がある。好評に付き最新銭湯情報”を更新しました。


一葉泉 廃業
 ↑ 「一葉泉」はペンキ絵が入口にあることでも有名だった

⇒「湯どんぶり栄湯」  宝寿湯の薬湯はバイブラの半露天風呂になっている湯どんぶり栄湯
 ↑ 山谷の銭湯好きの中でも、特に肌や髪の毛のケアーを気にする人に人気なのが栄湯だ。清潔で手入の行き届いた浴室内は超軟水という水の金属質である硬度成分をゼロにまで除去した肌と髪の毛にやさしい湯と水が特徴。肌がツルツル、石けんは通常の三分の一でも泡立ちが良く、しかもカカト美人にもなれると評判で、最近各洗い場の石けんコーナーにソープ類が備え付けになった。
店の若旦那に聞いたら、カルキ分がないので鏡に水垢(鱗状痕)が付かず曇らないという。無料駐車場があるのもプラスポイント。
【営業情報】 台東区日本堤1-4-5 (水)定休 14:00~24:00 / (日)(祝)は12:00~

⇒「堤柳泉」  地下の居酒屋メニューのお薦めは「バクダン」というスタミナ料理堤柳泉
 ↑ 日本堤消防署のスグ近く、吉原“特殊浴場”街の外れにあるモダンな建物の銭湯。場所柄“普通浴場”の看板表示がご愛嬌で、すべての浴槽が下町の銭湯としたらぬるめなので、熱い湯が苦手な外国人には向いているのかも知れない。この銭湯の最大の特徴は、地下に「堤柳泉ホール」という生ビールが飲める居酒屋があることだろう。ダンスホールのような広い空間には小さな舞台付きのコイン式カラオケまである。
【営業情報】 台東区千束4-5-4 (月)定休 13:00~24:30

⇒「鶴の湯」  ヨットの絵が排水桝のステンの蓋に描かれているのは珍しい鶴の湯
 ↑ 山谷から離れている銭湯なのに、なぜか足が向いてしまう伝統的な千鳥破風造りの銭湯が鶴の湯だ。縁起のいい同名の銭湯は同じ台東区内の浅草橋にもある。この銭湯の特徴は玄関にラドン発生機があり、ラドン風呂と乾式ラドンサウナ(無料)で人口のラドン浴が楽しめる。
2012年の暮れに全面改装、ソープ類が備え付けとなった。設備は乳白色の超微細気泡を発生させる「絹の湯」の浴槽が加わり、他に電気風呂、ボタン式のジェットバスと座風呂、半露天の薬湯(あつ湯)からぬるめの水風呂などは健在だが、早めに閉店する銭湯だから要注意。冬暖かく夏涼しいとても居心地が良い人気銭湯。

【営業情報】 台東区浅草5-48-4 (木)定休 14:00~23:00

⇒「AQUAプレイス旭」  店前は、一葉桜まつり、お富士さん、酉の市など催しがAQUAプレイス旭
 ↑ この銭湯をタイプ別で分けるなら「スーパー銭湯」型だろう。建物も設備もモダンなニュータイプの銭湯。東京・下町の銭湯らしく熱めの湯船には、電気風呂、薬湯とL字型の浴槽に三つに分かれたユニットの水流の仕掛けが。最近、シャンプーとボディソープのサービスを始めたので旅行者ならタオルさえ持って行けばOK!また、水風呂が二階にある珍しい造りで、遅い入湯者も柔軟に対応してくれる夜型人間お薦めの銭湯。
【営業情報】 台東区浅草5-10-10 (火)定休 15:00~25:00
 
⇒「曙 湯」  伝統的な唐破風の建物のどこかに鳩が… 見つけてください曙 湯
 ↑ 見事な藤棚と破風造りで有名な銭湯。浅草寺の裏手、観音裏と呼ばれるエリアにある銭湯だが、最近この地域を「奥浅草」とPRし始めた。2011年12月に改装、東京銭湯の伝統的な外観はそのまま、内部は最新式でも落ち着いた渋い造りに。半露天になったあつ湯のジャグジーとL字型浴槽にボディマッサージ、座湯、ジェット、バイブラ。壁絵は何と雷門の上にゴジラ(女風呂は空飛ぶハリーポッター)とスカイツリーが屋形船が浮かぶ隅田川の反対側にも描かれているので、欧米系のアニメオタクを誘ったらきっと喜ぶに違いない。
【営業情報】 台東区浅草4-17-1 (第3)定休 15:00~25:00

⇒「蛇骨湯」  壁に内蔵された各社ケータイ・アダプターからの充電サービスも蛇骨湯
 ↑ TX浅草駅のスグ近く。3㍍道路のクランク状の一番奥手にあるので分かり難い。2009年暮れに全面改装。「ルイヴィトンのシティガイド東京」でも紹介されているためか外国人旅行者が非常に多く、たまに電気風呂と知らずに入ってしまった感電状態の“外人”も見物出来る。江戸時代から続く人気銭湯の一番の特色は、浴槽はもちろん、カランの湯と水の他シャワーまでもがすべて天然温泉だということだろう。
褐色の黒湯と呼ばれる非火山性の温泉は460円がお得に感じられる。閉店間近の入浴は柔軟には対応してくれそうにないので、夜遅い場合は余裕を持って入湯を。

【営業情報】 台東区浅草1-11-11 (火)定休 13:00~24:00

⇒「寿 湯」  脱衣場からキャシュレスのサービスや夏場の生ビールの割引も寿湯
 ↑ この銭湯をひと言で表現すれば「進化し続ける銭湯」か。昔の銭湯を彷彿させる空いた靴入れを探すに手間取る勝ち組銭湯。湯船の壁に貼られた“入浴タイムズ紙”???を読むとオーナーは体育会系らしく、ハーフマラソンのコースまで考案、希望者にはそのマラソンコースの地図まで用意しているらしい。
25時半までの深夜営業、洗い場のソープ類は備え付け。無料PC(15分以内)やドライヤーの無料に止まらず、知らぬ間に化粧水からトニックもタダになっていた。また、ケータイやスマホが充電切れになっても充電する設備もあるから心配なし。昔に比べると洞窟水風呂と塩サウナも増設された。
四倍程の広さに改装なった男性用露天風呂からは、以前隣の同潤会上野下アパートが眺められたが今は取り壊された。周辺銭湯ではお客の入りが悪いと嘆いているようだが、平成の湯はこうあるべきだと常に行動で示してくれる休みが少なく、区内で最も込み合う、しかも営業時間が長い銭湯。

【営業情報】 台東区東上野5-4-17 (12月を除く第4金曜日定休)12:00~25:30

⇒「六龍鉱泉」  脱衣場には昭和6年10月15日の鉱泉(温泉)試験検査表が六龍鉱泉
 ↑ 子供の頃に通った山谷の銭湯の思い出といえば、おじさん達の湯船から上がる
真っ赤な体だった。江戸っ子御用達の超あつ湯は絶滅危惧種と思っていたら上野で生き延びていた。六龍鉱泉は、台東区の銭湯に二ヶ所ある天然温泉の黒湯の銭湯のひとつだが湯温が尋常でないことで有名で、この日のぬる湯は45℃、あつ湯の方の湯温計は、何と47℃辺りを指していた。
昔の番台の名残か男女別になっている引き戸を性別通りに入らないと主人からダメ出しを食らい再度の入り直しを求められることも。パンダのつがいも再来日した上野動物園の近く、頑固に営業している名物銭湯。

【営業情報】 台東区池之端3-4-20 (月)定休 15:30~23:00

⇒「燕 湯」  浴槽には溶岩で出来た岩山から二つの滝が流れ出てくる仕掛けが
燕湯
 ↑ 1950年(昭和25年)に造られた秋葉原からも近い木造2階建ての銭湯。朝風呂の早朝営業で有名な銭湯で、歴史的建築物ということで国の登録有形文化財に指定れている。今は少なくなった番台式が懐かしいが、玄関の靴入れの扉を開けると匠の仕掛けが隠されていて、濡れた傘を入れる傾斜が付いた穴が各扉の中にあり水滴が流れ出る構造になっている。普通の銭湯の倍はありそうな大型の脱衣ロッカーのことを以前店の主人に聞いたところ、昔、夜行列車の行き帰りの旅行者の利用が多かったことや近くにやっちゃ場があったことなどが早朝営業や特徴ある設備になったことと関係があるらしい。
【営業情報】 台東区上野3-14-5 (月)定休 6:00~20:00



【 銭湯関連ページ 】
◎ 「最新銭湯情報」 改築編は⇒こちら

◎ 「最新銭湯情報」 近況編は⇒こちら

◎ 「最新銭湯情報」 番外編は⇒こちら

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◎ 「浅草観音温泉へ行ってきた (^_^;)」 は⇒こちら

◎ 「漫画 『テルマエ・ロマエ』の実写版を見てきた」 は⇒こちら



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クレーマー詐欺師のその後・・・ 

山谷のクレーマー詐欺師 その後の顛末

 新聞によりますと、兵庫県警伊丹署は先月26日、伊丹市の無職の女(45)を詐欺容疑で逮捕した。その容疑は、今年5月8日に大阪府豊中市のケーキ店に電話を掛け「買ったケーキに髪の毛が入っていた」とウソのクレームを言って店員を伊丹市内のコンビニ店駐車場に呼び出し、ケーキ1個(356円相当)を詐取した疑い。そのケーキを女は買っていなかったという。
 警察の話では、彼女のケータイには今年2月から7月に掛け、30都道府県のパン店やケーキ店、精肉店など約1,200店に約7,000回以上も通話した履歴があったという。何とNTTの番号案内「104」に約4,650回も掛けていて、クレームを付けるターゲッドの店はインターネットではなく電話番号案内サービスから探していたことが伺える。
 最近は、スーパークレーマーからの迷惑電話があると、その被害者の一部はSNSなどインターネットで情報発信したり、電話番号案内で検索し、そのページ内にある「口コミ掲示板」などから情報交換するなどして詐欺か否かを判断しているらしい。

 今年のまだ肌寒い季節の夜、水戸で菓子店を運営しているという被害者男女三人のスタッフが『ほていや』へ浅野正一を訪ねてきた。そのスタッフは浅野が既に詐欺容疑で逮捕されていたことを知らなかった。

 山谷地域の安宿街をねぐらにクレーマー詐欺を繰り返していた浅野正一こと吉田稔(55歳・無職)は、今年1月18日、山口県警察の宇部署に詐欺容疑により東京都台東区清川の簡易宿所内で通常逮捕された。容疑は、1月9日、宇部市の洋菓子店経営者(61歳・男性)に電話し、「あなたの店で菓子を2個買ったが、髪の毛が入っていたので1個分の料金を送ってくれ。」などとウソを言って、同月11日頃、男性から現金1,650円を騙し取った容疑。 そのことは過去のこのブログでも紹介したが、今回の女詐欺師はその詐欺の数からして浅野正一を遥かに越えるレベルだった。両者に共通するのは、ネット社会から取り残された者と「デジタル デパイト」という文字がオーバーラップする。

① “クレーマー男”に要注意を!
http://hoteiya.blog47.fc2.com/blog-entry-689.html
② 『クレーマー詐欺男』 ついに逮捕 !!
http://hoteiya.blog47.fc2.com/blog-entry-125.html

2年前に自称浅野正一の客室からチェックアウト後に出てきたもの
 ↓ 全国の小売店から送られてきた金品と共に添えられた詫状の数々

全国の小売店から送られてきた詫状

清水の次郎長の逸話がある饅頭を扱う文化5年創業の和菓子屋も… ↓
髪の毛詐欺犯へ送られた詫状

 この二人のクレーマー詐欺師の共通する手口は、飲食物の中に髪の毛が入っていたと他人をだまし、金品を奪ったりする「髪の毛詐欺」と呼ばれるジャンルの犯罪だ。髪の毛詐欺自体は古くからある手口だそうだが、ネット社会の時代にあっては、SNSなどでお店の負の情報が拡散することを恐れる余り、飲食物を取り扱う経営者は詐欺かどうかを確認しないで直ぐに詐欺師たちの要求に屈してしまう。特に今回のような「少額詐欺」の場合は被害額が少いことから安易に「商品」や「現金」を送ってしまうようだ。
 『裏モノJAPAN』2009年9月号には「髪の毛詐欺やりまくり男」についての2ページの記事があるらしく、この記事の男は絶対に浅野に間違いないだろう。

 今年4月に『ほていや』に来店した交通ジャーナリスト今井 亮一氏の「裁判傍聴バカ一代」によると、自称浅野正一は、前科12犯の犯歴があり、窃盗、器物損壊等の前歴が6件あるという。今回の事件の前にも同じ髪の毛詐欺の容疑で2011年2月に逮捕されて、刑の満了は2013年6月27日で翌28日に出所したという。その後山谷に入り込んでからは問題行動から簡宿を追い出され続けながら住居を転々としていたが、それは前の刑期の満了のスグ後だったことが今回分かった。
 4年前の詐欺事件で実名報道されていて、その時の電子版の記事は今でもネットのページ見れる。前刑の逮捕時のプレス報道の職業は、何と「自称フリーライター」となっていた。


● 4年前に詐欺事件を起こした時の新聞記事が…⇒こちら
● 宇部署の事案として今回の事件も山口県警のHPに⇒こちら

 複数回チェックインとチェックアウトを繰り返しながら詐欺で得た金品を搾取し問題行動をして『ほていや』を出入り禁止になったのが2013年9月中旬。チェックアウト後の客室に残されていた判読不明のメモは、東京地裁の傍聴マニアの間では「くさび形文字」と呼ばれていて特別有名だったらしい。

 ↓ 詐欺男独特の「くさび形文字」と呼ばれている暗号のような文字
くさび形文字と呼ばれている詐欺男独特の文字

 実は、2005年(平成17年)頃から同種の髪の毛詐欺の手口をくり返してたらしく、逮捕⇒裁判⇒服役⇒出所し、稼ぐためにまた同じ詐欺を…。
 そして今年1月10日(土)の午前、山口県のグルメガイド本を見て、今回の被害店に電話したという。パン屋や菓子店などのガイドブックでターゲットを探しウソを言って商品等を騙し取る手口は、NTTの番号案内を利用する前での女詐欺師とは異なる点だ。

 浅野が今回合計4件の髪の毛詐欺で起訴、逮捕されるまで約3ヶ月半泊っていた逮捕の舞台は、『ほていや』の向かいにある宿泊施設(簡宿)だった。ケータイで宿から毎日詐欺を繰り返し、全国から約150個の戦利品を宅配便で宿へ届けさせていたらしい。
 今井氏の記事の中に浅野に関する興味深い趣味のことが書かれていた。それは、浅野が東京地裁のいわゆる傍聴マニアの一人で、有名傍聴人でもあったことだった。その浅野が逮捕される度に、逆に傍聴マニアから傍聴される側の立場になってしまうとは何とも皮肉だ。
 そして出所後は有名裁判の傍聴券を高値で売るサイドビジネスをしていて、それでも生活費が足りず詐欺を繰り返していたらしい。東京地裁の庁舎内からも詐欺の電話を掛けていたばかりでなく、前出の『裏モノJAPAN』によれば、服役中、刑務所内からも手紙で髪の毛詐欺をやってたという驚くべき話も出ているらしい。

 思い出せば「『ほていや』を出入り禁止になったのは宿泊している○号室の○○のせいだ」と本気で電話してきたことを知る者からすれば、浅野には被害妄想的な性格があることは容易に察しが付く。
 今回の公判の起訴状朗読の前に突然、被告人が大きな声を張り上げ、今井氏に対して 「あの~、その前にちょっと…今回も…後ろに、人のことあちこち言い触らす人がいるんですよ、法廷、入らないで欲しいんです」と裁判官へ直接要求したというから驚きだ。
裁判官= 「公開なのでね…」
被告人= 「あ~そーですか」 
と前回公判中に大声で怒鳴ったという問題児は、その日は裁判官の言葉に簡単に引き下がったという。

 人の迷惑顧みず、電話で恫喝してクレームを繰り返すこの男女二人の髪の毛詐欺師。巷にはモンスタークレーマーと呼ばれている人たちが増えているらしいが、一番気になるのはその生い立ちだ。一体どういう環境がそういう攻撃的な迷惑人間を生み出すのか?
 浅野は、高校を卒業後新聞配達などを転々としていたそうだが、前刑期刑満了後、新宿区の新聞販売店へ入りその寮へ入るも朝起きるのがつらくて1日も働かず2015年(平成25年)8月頃に山谷へ出てきた。そして今回の逮捕までの間、宿を追い出され、ねぐらを転々と替え、生活費のために詐欺を繰り返していた。
 今回の逮捕時には、山口警察の担当した刑事課の刑事さんから『ほていや』に電話が着て、担当者が「ほていや ブログ」を見て詐欺だと確信したと言っていた。世間にたくさんいるクレーマーに対して、ブログもそうだが皆がSNSや電話番号検索の口コミ掲示板などインターネットで情報を共有しながら文明の利器を上手に使いこなせば、世間に数え切れないほどいるスーパークレーマーたちから身を守ることが出来るだろう。

【 参考になるページ 】
「旅館業の苦情対応の手引き」pdf 版(全国生活衛生営業指導センター)
http://www.seiei.or.jp/db-pdf/ryokan_kujyou.pdf

「モンスタークレーマー対処法 Q&A」 は⇒こちら

「電話番号検索 (口コミ掲示板)」 は⇒こちら

「迷惑電話番号サーチズ」は⇒こちら

「クレーマー詐欺にご注意を !!」 は⇒こちら

「『クレーマー詐欺男』 ついに逮捕 !! 」 は⇒こちら



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